【ONE PIECE】ブルームーンの魔女 (ページ46)

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第2の魔法戦争は神を巻き込んだことによって白熱としていた。

そこに魔法関係無しの能力者一人が参加している。

ｸｻﾞﾝ｢いやあ…Aちゃんと出会ってから約束のためにこんな島に来て、

しかも魔法使いとか神とかありえない存在と戦うのも悪かねェもんなんだな｣

ﾉｱ｢え、そうですか？じゃあ僕も人間と互角に殺りあえたら…｣

ｸｻﾞﾝ｢それは絶対にエルーン族が勝つからやめときなさい｣

ﾄﾞﾗﾌ｢茶番も程々にな。神が呼び寄せた雑魚たちがここに集まってきている。

しかも厄介な奴もな｣

確かに空の遠くから大きな虫が。

そして存在感すごい鳥…ルフだ。

ﾄﾞﾗﾌ｢燃え尽きろ！俺の灼熱の拳に平伏せ！｣

1人のドラフが虫を炎の拳で吹き飛ばした。

威力もそれなりに強かった。

まるで2年前に死んだ有名な海賊だ、と…。

クザンはそう思っていた。

しかし人それぞれで得意な魔法も違う。

ﾙﾌ｢ｷﾞｬｧｱッ!!!｣

暴風を巻き上げてルフは近づいてきた。

眼光鋭く、真っ直ぐにクザンの所へ。

ｸｻﾞﾝ｢アイスボール｣

どうであれ、どの生物も彼には勝てそうにない。

ルフは一瞬で球状の氷に変化した。

重たく地に落ちた鳥は静かに転がる。

ﾉｱ｢うわっ！す、凄いです！なんか悔しい…｣

ｸｻﾞﾝ｢俺も中々強いからな。こんなの普通だ｣

得意げに鼻を鳴らしたクザン。

一方のAのことが気になって仕方なかった。