【ONE PIECE】ブルームーンの魔女 (ページ37)

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戦闘となるわけだが、クザンはどれほどの力量で彼らは向かってくるのか知らない。

ピクシー族やエルーン族、ドラフ族はつい最近存在の有無を知ったばかりだ。

Aの力もまだ底知れない。

それよりも限界はあるのだろうか。

そしてクザンはアヴァロンの塔付近で活動するピクシー族たちをみていた。

マンドルは普通の人間と同じ身長らしく、すぐ分かった。

ﾄﾞﾗﾌ｢よぅ、人間さん。様子はどうだ？｣

ｸｻﾞﾝ｢お前達もやるのか？｣

ﾄﾞﾗﾌ｢ノアから話は聞いたさ。この島が平和になるためなら何だってやるのが俺たちドラフ族。

それよりもマンドルだけは気を付けろよ｣

マンドルの右手に小さな小瓶が握られていたのが見えた。

中身がやたらと光り輝いている。

ﾄﾞﾗﾌ｢あれはマナだ。集めたマナをあの小瓶に詰めている｣

一斉に解き放つとそれは島を飲み込み、荒ぶる神々の降臨と共に島は消えるという。

免れなくてはならない。

ｸｻﾞﾝ｢アヴァロンの塔はAちゃんがやるって言ってたな…

正直、まだルナとソルの合体はどうなるのかわかんねぇんだろ｣

ﾄﾞﾗﾌ｢わからない。互いは半身であれど反発しあう。

拒絶反応が起きて魔力の暴走で島がめちゃくちゃにならなければいいんだが｣

記憶と器は互いに交わることなく、どちらも合体するのを拒んでいた。

いや、ルナの思惑は知らない。会ったのは1度だけのクザン。

それでも過去の記憶を見たクザンなら過去の記憶なんて要らないように思えた。