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北の森。
クザンやAがきた辺りの更に奥。深淵の森。
マンドルの住まう大量の巨大キノコの群生地だ。
ﾏﾝﾄﾞﾙ｢…なぜだ。アポロがなぜ行方不明なのだ！
お前達ちゃんと探したのか!!?｣
ﾋﾟｸｼｰ｢魔力を感じ取ることも出来なかった。もしかしたらAに何かされたんじゃないのか？｣
ﾏﾝﾄﾞﾙ｢アポロにはあれほど気を付けろと言っていたのに!!｣
怒りをあらわにするマンドルと臆する様子なく宥める他のピクシーたち。
アポロという名は紛れもなくAが連れ去ったピクシー。
マンドルの娘であった。
愛知らぬ哀しきピクシー族たちは己の強さで夫婦となり子を育む。
創造に特化したピクシー族は、アヴァロンの塔を作った。
それは随分昔の話であって、今は全く仲の良くないエルーン族はもはや施しなどしない。
明日。
ﾏﾝﾄﾞﾙ｢そうだ明日だ。明日にマナを解き放ってやろう。
誰が
集めたマナで再起不能にさせてやるぞ、皆の者、立ち上がれ！｣
おおっと歓声が沸いた深淵の森。
時は刻一刻と近づいていった。
ﾏﾝﾄﾞﾙ｢アポロには魔力を送っている。暴走させればAも一溜り無いはずだ…｣
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作者名：海原うに | 作成日時：2018年11月18日 22時
