42・期待 ページ42
それから数日後のある日。
すでに船はシャボンディ諸島へと向かって航海をし、いつもは海中を進む潜水艦も今日は海上に上がっていた。
『洗濯日和〜』
「助かるぜ、A」
『いーよいーよ、暇だし』
未だに仕事が振り分けられないAはこうして周りのクルー達の仕事を手伝いながら日々を過ごしていた。
そのせいか、今では船の事は殆ど把握しており仕事が振り分けられていなくとも周りから頼られる存在になっていた。
「そういやA、食糧足りるか？」
『うん、大丈夫』
前回の島では満足に食糧調達も出来なかったA。
ようやく体の調子も元どおりになり、気づついた赫包も治り赫子も普段通りの大きさに戻った。
そこに戻すまでにだいぶ食糧を使ってしまったが、シャボンディ諸島まではギリギリ足りる所だった。
『それよりシャボンディ諸島ってどんな島？』
洗濯が終わり、看板で座りながらクルーと話す。
「さァな〜。ただシャボンディ諸島の次は魚人島だぜ？楽しみだなァ」
『魚人島？』
「海底にある魚人の国さ！人魚もいるんだぜ！」
『人魚か〜』
ペンギンにこの世界の事は大体教えてもらってはいたものの、Aはまだ悪魔の実能力者もロー以外見たことがないし、別の種族にすら会ったことがない。
Aの胸の中は期待に膨らんでいた。
『楽しみだな〜』
その時、船内からシャチがAを呼びに来る。
『どうしたの？』
「キャプテン呼んでたぞ！」
『あ、呼ばれてんの忘れてた』
立ち上がり、クルーに断りを入れるとAは船
内に入っていった。
Aがいなくなってからガックリと肩を落とすクルーとシャチ。
「A、いい奴だよな…気が効くし、可愛いし…」
「やめろ…それ以上言うな」
A人気は暫く収まりそうになかった。
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イブ - 私は、ワンピースと東京喰種のどちらともはまっているので、もうめっちゃいい作品でした！ (2019年7月14日 14時) (
レス) id: ecc340d7eb (このIDを非表示/違反報告)
ナー(プロフ) - アリス・キーリングさん» ありがとうございます！ワンピ面白いですよね、本当に！！次回作も頑張ります…！ (2018年10月21日 12時) (レス) id: a25e8ef1cd (このIDを非表示/違反報告)
ナー(プロフ) - 白ぴくみんさん» ありがとうございます！そうなんですね！コナン、面白くて…！！ご期待に添えれる様頑張ります！ (2018年10月21日 12時) (レス) id: a25e8ef1cd (このIDを非表示/違反報告)
ナー(プロフ) - あやさん» ありがとうございます〜！！過去の作品も読んで下さっていたなんて…感激です！作者登録まで…(T ^ T)重ねてお礼申し上げます！！こんな作者ですがよろしくして下さいm(_ _)m (2018年10月21日 12時) (レス) id: a25e8ef1cd (このIDを非表示/違反報告)
アリス・キーリング(プロフ) - 完結おめでとうございます！ワンピ私もどハマり中です！次作楽しみです！ (2018年10月21日 7時) (レス) id: f9dc96f517 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ナー | 作成日時：2018年9月13日 19時
