41・思わぬ所で ページ41
「あ、キャプテン！」
クルーの声で全員が入り口の方に視線を移すと、いつからいたのかローが扉に寄りかかりながらそこに立っていた。
「解決したか」
『うん』
ローの問い掛けに答えると、ローはAの所まで歩み寄る。
『ロー？…っ！』
そして腰を掴んで自分に寄せるとそのままAに口付けた。
突然の事にAも驚き目を見開くが、それ以上に驚いたのはクルー達。
手で顔を覆うように隠す者もいれば、ショックわうけているように見える者もいた。
ようやく2人の唇が離れた時にはAの息は切れ、全員に見られていた、という羞恥心で顔が真っ赤になっていた。
『〜っ！』
「いいかお前ら」
そんなAをよそに満足したように笑うローはクルー達に向けて言う。
「手ェだすなよ」
目をギラリと光らせて全員に忠告するように言い放つ。
けれどクルー達は満面の笑みを浮かべながらAとローを囲む。
「おめでとー！A、キャプテン！」
「よかったなA！」
『あ、ありがと…って痛い痛い潰れる！』
「よかったねキャプテン！ずっと好きだったもんねー！」
ベポの言葉に、全員の声がピタリと止んだ。かと思えばローから放たれるどす黒いオーラ。
「ベポ、バカ野郎ォ！」
「スイマセン…」
「打たれ弱ッ！じゃなくて！！」
ローを見れば鬼哭を抜き構えていた。
「…覚悟はいいな、お前ら。��ROOM"！」
「ベポこの野郎ォォ！！」
「「「ギャアァァ！！」」」
悲鳴が響く中、ベポとAを除くクルーは全てバラバラに斬り刻まれた。
『ふふ〜ん。いーこと聞いちゃった』
「…黙れ、バラすぞ」
『うい』
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 493人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「ONEPIECE」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
イブ - 私は、ワンピースと東京喰種のどちらともはまっているので、もうめっちゃいい作品でした！ (2019年7月14日 14時) (
レス) id: ecc340d7eb (このIDを非表示/違反報告)
ナー(プロフ) - アリス・キーリングさん» ありがとうございます！ワンピ面白いですよね、本当に！！次回作も頑張ります…！ (2018年10月21日 12時) (レス) id: a25e8ef1cd (このIDを非表示/違反報告)
ナー(プロフ) - 白ぴくみんさん» ありがとうございます！そうなんですね！コナン、面白くて…！！ご期待に添えれる様頑張ります！ (2018年10月21日 12時) (レス) id: a25e8ef1cd (このIDを非表示/違反報告)
ナー(プロフ) - あやさん» ありがとうございます〜！！過去の作品も読んで下さっていたなんて…感激です！作者登録まで…(T ^ T)重ねてお礼申し上げます！！こんな作者ですがよろしくして下さいm(_ _)m (2018年10月21日 12時) (レス) id: a25e8ef1cd (このIDを非表示/違反報告)
アリス・キーリング(プロフ) - 完結おめでとうございます！ワンピ私もどハマり中です！次作楽しみです！ (2018年10月21日 7時) (レス) id: f9dc96f517 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：ナー | 作成日時：2018年9月13日 19時
