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冒頭で話した通り本当にモテ期が来たらしい
また一つ上の先輩に呼び出された
見た事もないのに、話した事もないのになと
思いながら、ぼーっと先輩の話を聞いてると
見覚えのある金髪が目に入った
『 あ 』
別に親しい訳でもないのに反応してしまう
当の本人は、私と先輩を交互に見てそのまま歩いて行ってしまった、まあそりゃそう知り合いでもないし
その後も先輩は、「 友達からでも 」「 連絡先だけ」と中々離してくれなくて
何とか帰してもらえた頃にはクタクタ
疲れきってとぼとぼ廊下を歩いてると、曲がり角に
また金髪の彼が壁に寄りかかって携帯を触ってる
よく会うなあと思いながら通り過ぎようとしたら
「 ん 」と言って私にカフェオレを差し出す
顔をあげると、綺麗な瞳と視線が絡まった
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作者名：こまり | 作成日時：2021年5月16日 5時
