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授業開始のチャイムが鳴って勢いよく開いた扉
入ってきたのは先生ではなく隣のクラスの森本くん
「 ねー樹！現代文の教科書貸して！」
「 俺今日忘れたから昼寝タイム 」
何を言ってんだ持ってても寝てる癖にと心の中で呟く
そんな事より森本くん、君もう授業始まってるよと
思いながら森本くんを見てると目が合った
「 あ！！！白石さん！現代文貸してください！」
「 Aジュース奢ってもらいな、私はカフェオレイね」
「 慎太郎俺コーラね 」
と何やかんやで森本くんに現代文の教科書を貸した
「ありがとう」と太陽より眩しい笑顔を残して教室から消えた、残像ですら眩しいとは素晴らしい
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作者名：こまり | 作成日時：2021年5月16日 5時
