4話 ページ4
桐山side
「……えっとー、『ホットライン』ってことは電話に俺らが出るんですか?」
プ「そうそう!さっき玄関入ってすぐのところに部屋があったでしょ?
あそこに固定電話があって、そこにかかってきた電話に出てほしいんだよね」
中間「え?でもその電話の番号って誰も知らないですよね?」
重岡「えじゃあ誰からも電話こないやんけ!!」
プ「笑。大丈夫、こっちが選んだ人に番号を教えるから、かかってこないことはないよ。」
神山「でもどうやってその人に番号知らせるんですか?メールとかは送れないだろうし……」
プ「カードだよ。テレホンカードみたいな形のカードを渡すんだ。もちろん番組のことはふせてね。
確かここに…………あれ?」
小瀧「ん?どうしたんすか?」
プ「カードが、ない……」
7人「え、ええええええ?!」
プ「ついでに、カードをケースにはさんでいたスマホも、ない……」
7人「ええええええ……」
プ「うわあ、どうしよう、絶対家に置いてきたよ……泣
あのカードなくしたら怒られるよ、まだ一枚しか印刷できてないんだ……」
そう言って頭を抱えるプロデューサー。
「(うわあ、それはやらかしたなぁ……)まあ、忘れるのはしゃあないんで、元気出して!
俺のスマホ、使います?」
プ「ああ!!照史くん!ありがとうっ泣」
俺のスマホを借りて、さっそく電話をかけ始めたプロデューサーさん。
プロデューサーさんがスマホ忘れるんはきついんやろなあ。俺らは持っててもゲームかLINEしかしてないけど。笑
今だって急にひまになったから、流星は寝てるし、しげは濱ちゃんにちょっかいだしとるし、お!珍
しくのんちゃんも寝てる!ドラマで忙しいからな、最近。ちゃんと資料読んでんの、淳太と神ちゃん
だけ……笑
まあ、これが通常運転やな笑
プ「照史くん!スマホありがとう。家に忘れてきたらしくて」
「あ!いやいや見つかってよかったです!ほら流星!望!起きて………?」
(ん?何か聞こえる……)
突然、何かの音が聞こえたような気がした。
重岡「あれ?照史どうしたん?急に固まって………」
「静かに!!何か聞こえる…!」
重岡「え?……」
……全員で耳を澄ます。
聞こえてきたのは……
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作者名:もちのきもち。 | 作成日時:2019年12月15日 16時