虹色ホットライン (ページ23)

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23話ページ23

小瀧side

「……んん、んー！」

思いっきりのびをして固まった体を伸ばす。

時計を見ると、9時。もうそんなに時間たってたんや……

数時間前、Aの最高のおにいちゃんになれるように！って全員で話した後、照史が持ってきたお菓子をみんなで食べたり、はまちゃんのマジック見たり(めっちゃ噛んでてテンポ悪かったけどw)。
Aもいっぱい笑ってくれて、嬉しかった。

夕ご飯は神ちゃんが作ってくれて、めちゃめちゃおいしかった！

俺らも手伝ったけど、魚さばいてくれた照史以外あんま役に立てへんかったなー。しげはエビ掴めなくてギャーギャー騒いどったしw

Aの前では酒は飲まへんって決めたから、いつものうるさすぎるにぎやかさではないけど、シラフでみんなとごはん食べんのも新鮮で、なんか心地よかった。

中間「……あ、Aちゃん寝ちゃった？」

淳太の視線を追ってくと……Aが神ちゃんにもたれて寝てる。かわええ…

重岡「もう寝てもうたん？今なんじー？」

藤井「んーと、、９時や」

濱田「今日はいろいろあったし、疲れたのかもしれへんな」

桐山「ここじゃ、体痛いんちゃう？」

確かにここじゃいくらカーペット敷いてても床やから痛いやろうし、ちょっと寒いよなあー。

神山「せやね。部屋に運んだほうがええかも。でも俺動けへんし……」

「俺、やろか？」

俺が一番背ぇ高いし、何より他のメンバーやと心配やし。。

神山「ほんま？じゃあ頼むわ」

寝ているAを起こさんようにそーっと持ち上げる。

濱田「うわーお姫様だっこや！望、背ぇ高いから、そんなんやられたら怖そうやなー」

「心配せんでも、はまちゃんにはやらへんからw」

濱田「ええっ、やってやあー！」

桐山「なんっでやねん！w 酒はいってないのに、酔っ払ってる人おるww」

そんなにぎやかなメンバーの声を聞きながら、リビングを出てAの部屋に向かう。