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20話 ページ20

重岡side



「起ーきろっ流星!おぅらあああっ!」

ソファで気持ちよさそうに寝てる流星に飛びかかる。


「おまえが寝とる間に、こたつ出来たでー!」

藤井「んんん……んー…………」


全然起きへん。こうなったら………


「起ーきろって!パーティーが始まるんじゃっ!」


流星の耳もとで叫ぶと、ソファの下で寝とった小瀧がむくっと顔を上げた。

小瀧「………ん、?」


神山「お!のんちゃんおはよ」

桐山「ん!望起きた?よう寝とったなあwもうお昼やでー」


小瀧「んぇ!?お昼!?嘘やん!」

小瀧が叫ぶと、くっついていたAちゃんもビクッと動いた後、顔を上げた。


「Aちゃんもおはようさ………」

Aちゃんの顔を覗き込んで、おはようさん!と言おうと思った瞬間、思わず固まってしまった。

「……かーわええ…………」


……寝ぐせがついた前髪の間から、メガネが外れたAちゃんのきれいな瞳がのぞいていた。


A「……あっ……!」


俺と見つめ合ってたことに驚いたように、一瞬目を丸くした後、Aちゃんは慌てて床に落ちてたメガネを拾ってかけた。


………妹、やのに。なんや、これ。反則やで。


小瀧「……なぁーにしげ固まってるん?Aはめちゃめちゃかわええんやで?」


「っ、おまっ!なんで呼びすて……」

ドヤ顔でこっちを見ながら、小瀧は不敵に笑って言った。


「呼びすてしてもええって許可もらったもーん!なあーA!」

A「……うん、のんちゃん。」


のんちゃんって、言うた……!小瀧はうふふーって言いながらAをぎゅってしとる。


神山「……のんちゃん、いつのまに仲良なったん?よかったなあ」


にこにこの神ちゃん。他のメンバーも、なんか、笑顔やけど。

平常心でいられないのは、俺だけ……?


「っ!もうっ!起きろ流星っ!おらっ!」


なんだかやり場のない気持ちを、まだ寝てる流星にぶつける。


藤井「んあっ!ちょ、な、何すんねん痛い痛い痛い、」

「おらおらおらっもうっなんやねんっ」


ほんま、なんやねん。なんでこんな、心臓がきゅーってなるん?


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あけましておめでとうございます!
カウコンで一瞬映ったはまちゃんに心臓発作を起こしかけた作者です笑はーまちゃあああっ
この作品を読んでくださってる皆さん、ありがとうございます!皆に幸あれ!

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作者名:もちのきもち。 | 作成日時:2019年12月15日 16時

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