【男主】不良系アイドルはヤンキーじゃないようで。【あんスタ】

38話 ページ40

葵双子とぺちゃくちゃ喋って(結局お金はとられなかった)ライブの時間が近づいていく



衣装を身に包んでマイクをセットする



髪の毛を整えてもらってライブの光に映えるようメイクをしてもらう



トリスタの皆はもうステージに上がった



『あーそろそろ行かなきゃな…』



ちょっと怖いけど、頑張らんと



逆先「大丈夫だよ、ライブは大成功になる」



その言葉は胸にすとんと落ちた

本当に魔法にかけられたみたいだ



ああ



『夏目は本当に、魔法使いだよ』



もう大丈夫



絶対成功するんだから怖いことなんてなんもない



明星「じゃあここで！俺たちと戦う、ううん、一緒に輝いてくれるユニットを紹介するよ！」



氷鷹「一夜限りの特別ユニットだ

名前はない、“ nameless ”を歓声で迎えてくれ」



呼ばれた、行こう



ステージに飛び出していく



そこにはたくさんの人達が集まっていて



みんな楽しそうに声をあげている



ああ



俺は



ステージに立ったんだ！



あの頃大好きだったステージに！



興奮して鳥肌が止まない



ああ、歌いたい、踊りたい



俺を見てほしい、感じてほしい、笑ってほしい！！



耳に女の人の声でカウントが始まる



“ 3・・・2・・・ ”






夏目と息を揃えて






“ 3・2・1…GO！ ”






歌い出す



ああ、幸せだ、俺は今世界一幸せ！




＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿


歌う直前に耳だけに流れるカウント、あれめっちゃ好きです

あれがあるから音楽流れてなくても息ぴったりに歌えるそうですね

39話→←37話

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す