4話 ページ5
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「帰ったでぇ〜。……ってなんやA。まだ帰っとらんかったか」
「あんたのこと待っとったんや。ったく、いつまで遊び歩いてんねん。このドアホ」
現在時刻夜9時。軽く4時間は待っていた。
これは多少こいつをしばいても問題ないはずや。
おかえりなせぇ、親父。と頭を下げる組員の人たち。ちゃらんぽらんだけど、組長としてはちゃんとしとるんやなってちょっと思った。
「待っとったぁ?なんか俺に用か?」
「せや。話したいことがあんねん」
「は?んなもん電話でええやろが」
「それじゃあかんのや。ちゃんと面と向かって話したかったん」
軽くあしらとったお兄が急に少し真剣な顔をする。こない真剣な顔見るんは久々や。私が真剣に話したかったんが伝わったんやろか。
「おいお前ら、席外しとれや」
ちょっと低めのトーンで出された指示。思わず背筋に鳥肌が立った。
組員の人たちが一通り部屋からさった後、お兄はいつも座っている席に乱暴に腰掛ける。
「んでなんや、話って」
「……単刀直入にいうで。お兄、
私が東城会に入るにはどうしたららええ」
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今回はちょっと短めでスマソ
2話更新したから許してけろ←
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レイナ(プロフ) - 初めまして。龍如を書かれる方が少ないので見つけて興奮しました!続きが楽しみです! (2021年5月11日 8時) (レス) id: ea4a93517e (このIDを非表示/違反報告)
エコノハァー(プロフ) - どのような展開になるのかととても楽しみです!応援してます! (2021年5月10日 11時) (レス) id: 0f751f239f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:さくしゃ | 作成日時:2021年5月10日 2時