121*私の初期刀 ページ23
審神者として、ここの主として全員に認められている訳ではない。はず。
依怙贔屓ではないが、保護者代わりの一期を近侍にはしない。
そう皆に告げている。
どうしても何かあれば一期に頼ってしまう。
そして恋人になってしまったことにより、職務に支障が出てはいけない。
「近侍にはなれませぬが、主お世話係りとして身の回りの事はさせて頂きます。
年端もいかないA殿を男だらけの中に置くのは保護者としても恋仲としても心配です。」
異議を唱えた者も居たが、一期の無言の微笑みに屈したらしく。
お世話係りはしてもらっている。
戦について、職務について分からないことは沢山あるけどお父さんが引き継ぎの書類なども遺してくれたお陰で本当に助かっている。
『最初はね殺人とか、親のコネとか小娘とか色々言われたんだけどね。
最近では言っていたヒト達とも打ち解けたと思うの。』
「..色々とあったんだな。」
『そうだよ。色々あったの。
高校だって途中で退学だし、このままリストラとかになったら私どうやって生きていたら良いのかな…?』
「恋仲なんだろ..一期一振と。
ならばこの話は俺ではなく..」
『もう!私は光世さんと話したいのに。』
近侍を引き受けてくれているのは私の初期刀である大典太光世。
就任後に鍛刀イベなるものがあり、試しに鍛刀したら来てくれた。
蕎麦屋?は来てくれなかった。
そんな訳で近侍は光世さんに任せている。
ネガティブ過ぎるけど、初期刀と言うのは思い入れもあり私の愚痴相手でもある。
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ゆり(プロフ) - 読んで涙が溢れた小説は初めてです…一期、夢主ちゃん…永遠にお幸せに(号泣) (2019年1月19日 2時) (レス) id: 95c2b4a6d3 (このIDを非表示/違反報告)
凛(プロフ) - あぅ(´;ω;`) (2017年9月13日 20時) (レス) id: df7ea9579c (このIDを非表示/違反報告)
みんみ - うわぁ…ほんとおもしろかったです!最後は切なくなるような感じで…。素敵な作品をありがとうございました! (2017年5月14日 20時) (レス) id: 0e00e03de5 (このIDを非表示/違反報告)
氷菓 - 完結お疲れ様でした。大包平も手に入れてうらやましいです。 (2017年1月1日 11時) (レス) id: 715ff3149b (このIDを非表示/違反報告)
五十鈴 - 完結お疲れ様です!結構読むの楽しみにしてた小説なので完結となると少し寂しい気がしますね(笑)あと完結してから言うのもなんですが126話で小狐丸の名前が子狐丸になってますよ〜(´∀`* (2016年12月31日 13時) (レス) id: ac7f4ba26a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:モカ | 作成日時:2016年8月23日 23時