36*さにわ？とうけんだんし？ ページ37
『..今、話したよね？
一期に見せたいから写メ撮ってもいいかな？』
｢や、やめてください〜
わたくしはあなた様に審神者になっていただくためにここに来ました。
本来ならもっと早くお声を掛けたかったのですが、いつも刀剣男士が側にいて...｣
さにわ、とうけんだんし
こんのすけと名乗る、話すたぬき..もといキツネ。
キツネが話しているのに、周りの散歩する人達はこちらを見ないし...
まるで見えてないみたいだ。
｢まだ信じて居ないようですね。
あなた様には審神者になる素質がおありです。
..何故か人間の持つ神気以外に付喪神に近い気も感じますが..
審神者とは政府に属し、歴史修正主義者の討伐をするために刀剣男士を管理する仕事です。｣
『...？
８割近く分からないけれど、刀剣男士って人を管理するってこと？』
｢そうです！話すよりも実際になっていただければすぐに覚えますよ。
さぁ、行きましょう!!｣
何故かこれから行く、審神者になるって話になっているんだけど..
かなり強引すぎない？
一歩間違えば誘拐じゃない？！
黒色キツネが安心してくださいなんて言いながら笑っている。
少し先から白い光が見える。
身体が言うことを聞かない...
ナニコレ？
今日はなんだが可笑しなことばかり起きてるなぁ。
寝不足だからと考えるのを放棄すれば、私の手にこんのすけの小さな手が触れていた。
｢さぁ、審神者様。
あなたの本丸に行きましょう。｣
『...やだっ！
一期っ...助けてっ』
光の中に吸い込まれそうになった時
それよりも強い力に身体が後方へと引き戻される。
包まれた温もりはどんなものよりも私に安心感を与えてくれるもの。
｢結界まで張って..この方を連れて行かれては困りますな。
お帰りください、こんのすけ殿。｣
｢!?!何故ここに!?
一期一振様..!!｣
.
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 804人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を含むプレイリスト 
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
さくら(プロフ) - うたプリのキャラが出てきたとき笑っちゃいましたwとてもおもしろかったです！ (2018年5月30日 22時) (
レス) id: 2f4ff48b26 (このIDを非表示/違反報告)
モカ(プロフ) - 神楽さん» 公開していませんでした。ご指摘ありがとうございました。 (2017年9月3日 21時) (レス) id: efb045d001 (このIDを非表示/違反報告)
神楽 - えっと、すみません。8話がないんですがどうしてですか？ (2017年9月3日 15時) (レス) id: 7ffc6db072 (このIDを非表示/違反報告)
ふじもん(プロフ) - ﾃﾞｽﾖﾈｰ最後まで見てませんでしたすみませんデシタ (2017年4月23日 20時) (レス) id: dc02e884c9 (このIDを非表示/違反報告)
ふじもん(プロフ) - あの作者様主人公の彼氏候補に挙がってた人たちってう○○リですか…？ (2017年4月23日 20時) (レス) id: dc02e884c9 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：モカ
| 作成日時：2016年6月30日 17時
