33*愛おしく想う ページ34
一期 side
私は何をしているのか…
あの方に会えて、私のために料理を作って頂き、浮かれていた
A殿も会わぬ間のことを話してくれよとしていたのに。
ソファーに押し付け、あまつさえ口付けをしようとするなど…
きっと怖がらせた。
｢なぁ、呼び出しといてだんまりか？｣
｢これは申し訳ありませんでした。
本来でしたら鶴丸殿を部屋に招くのは癪ですが。｣
｢なかなか辛辣だな。
帰るぞ？｣
この時間にA殿は確実に眠っている。
本丸に行くのも良いですが、泥棒や不審者が家に侵入してきた際側でお守りしなくてはならない。
よって鶴丸殿を部屋に招き入れた。
｢私は姫様がとても大切です。
目に入れても痛くないほどにいとおしく思います。｣
｢おっ、いきなり語りだしたな。
その大切な姫がどうかしたのか？
２日ぶりに会ったんだろ。｣
｢いとおしくて仕方がない。
真名を知っているからこそ、時々隠してしまいたくなる。｣
そんなことしてはいけない。
神隠しなど、益々姫様を怖がらせてしまう。
姫様にも将来がある、人としての。
｢人の子とて人の身を持った俺たちからしても情は湧くからな。
ただ隠されるような驚きは誰も望んじゃいない。
俺達にとっても"アイツ"の大切な忘れ形見なんだからな。｣
そうですな。
大切な"貴女"の忘れ形見。
だからこそ私はこんなにもA殿の事が。
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さくら(プロフ) - うたプリのキャラが出てきたとき笑っちゃいましたwとてもおもしろかったです！ (2018年5月30日 22時) (
レス) id: 2f4ff48b26 (このIDを非表示/違反報告)
モカ(プロフ) - 神楽さん» 公開していませんでした。ご指摘ありがとうございました。 (2017年9月3日 21時) (レス) id: efb045d001 (このIDを非表示/違反報告)
神楽 - えっと、すみません。8話がないんですがどうしてですか？ (2017年9月3日 15時) (レス) id: 7ffc6db072 (このIDを非表示/違反報告)
ふじもん(プロフ) - ﾃﾞｽﾖﾈｰ最後まで見てませんでしたすみませんデシタ (2017年4月23日 20時) (レス) id: dc02e884c9 (このIDを非表示/違反報告)
ふじもん(プロフ) - あの作者様主人公の彼氏候補に挙がってた人たちってう○○リですか…？ (2017年4月23日 20時) (レス) id: dc02e884c9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：モカ
| 作成日時：2016年6月30日 17時
