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ページ37

【こたき】
今から三ヶ月前、俺たちは確かにどん底にいた。









闇の中で、光なんて見えてへんかったと思う。









地震から一ヶ月以上もの間、ずっと意識不明だったしげ。









先生も、命が助かっただけ良かった、って言うてて。









このまま植物状態の可能性も十分にあり得た。









でも、意識を失ってから二ヶ月が経ったある日、それは突然やって来た。









俺はナチュラルに、ほんまにいつもの通り病室に入って、ベッドを見れば、目を開けているしげが居って。









呼吸器付けとったから喋れるわけないのに、『しげ、わかるか?望やで?』って何回も声をかけて。









しげは返事ができへん代わりに、瞬きをして目元で微笑んだ。







しげが目を覚ましたことが嬉しくて嬉しくて、相も変わらず毎日病室に通い続けた。









「たこ焼き?」


「そう。しげの復帰お祝いで、淳太の家でやろうかなって話になったんやけどどう?」









春に出来なかった花見の代わり、にはならんかもしれへんけど、しげも賛成してくれて、11月の終わりにやることになった。

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作者名:葉邇児 | 作成日時:2020年4月6日 12時

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