たまには2人で ページ10
伊野尾.side
あー、もうダメ。高木不足。そろそろ高木と遊びたい。毎日学校で会うけど！教室でたくさん話すけど！
有岡くんの前の高木もね〜見てて癒やされるんだけどさぁ。高木、有岡くんの前になると可愛いんだよ？あの顔をさせるのが私じゃないってことが悔しい。……そうじゃなくて。今、私は、高木と2人になりたいの！
「たかきぃ〜。遊んでぇ〜」
「うん、明日うち来る？」
やった！
「おっじゃましま〜す」
久しぶりの高木んち。この前来たのは、夏休み……それほど久しぶりってことでもないか。
「高木、ここ、ここ！」
「なぁに？」
隣をバシバシ叩いて呼ぶと、素直に来てくれる。きっと有岡くんにも素直なんだろうなぁと思うとなんとも言えない気持ちになる。少し前までは私の高木だったのに。
「ふふっ、けぇ？」
無言のままぎゅーって抱きつくと、嬉しそうに笑って抱きしめ返してくれる。首筋に頭を押し付けてグリグリしても、「やだぁ、くすぐったい〜」って言うだけで、背中に回った離す気のない手にひどく安心した。
「そいや、有岡くんとえっちした？」
「なっ、なに言ってんのっ」
なにって。気になってたんだもん。
「す、するわけないでしょ」
.
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ゆー(プロフ) - かなとさん» ご指摘ありがとうございました (2019年5月1日 9時) (
レス) id: 51cc9e921a (このIDを非表示/違反報告)
かなと - 編集画面をよく読みオリジナルフラグをお外し下さい違反です (2019年5月1日 5時) (レス) id: 18d6d807bc (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆー | 作成日時：2019年5月1日 0時
