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いつもみたいに手を繋いで歩く帰り道。
「先輩、なんかあった？」
けいの顔見てたから、私もひどい顔してたって自覚はある。それにすぐ気づいて、ちゃんと聞いてくれるところがありおかくんだなーって思う。今まではそんな人身近にいなかったし。寄せつけなかったし。けいは気づいてもあえて何も聞かないでくれてたし。ありおかくんの優しさも、けいの優しさも、私はどっちも好きだな。
「……のに」
「え？」
「クラスの女子がありおかくんにキャーキャー言ってるから、…。
ありおかくんは、私の、なの……に」
「先輩っ！」
「ひゃあ」
隣を歩いてたありおかくんが急に目の前に来てビックリしてたら、繋いでた手を両手で包まれた。な、なに？
「それって……ヤキモチ？」
え、ヤキモチ？これが、ヤキモチ…？
「俺、嬉しい！」
「い、や……じゃ、ない？」
「そんなこと！それだけ先輩が俺のこと好きってことでしょ？嫌なわけないよ」
そんな顔して言われたら、恥ずかしくてたまらない。さっきみたいなキラッキラした目で見上げないでほしい。…困る。
そっか。この気持ち、ヤキモチなんだ。
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ゆー(プロフ) - かなとさん» ご指摘ありがとうございました (2019年5月1日 9時) (
レス) id: 51cc9e921a (このIDを非表示/違反報告)
かなと - 編集画面をよく読みオリジナルフラグをお外し下さい違反です (2019年5月1日 5時) (レス) id: 18d6d807bc (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆー | 作成日時：2019年5月1日 0時
