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ガタッ
え、なに。……誰？
どうせ一人でいるならと思って、久しぶりに来たこの部屋。誰も来ないとは思ったけど、念の為ってカギをかけたの。そしたら、誰かが来たみたい。カギかけといてよかっ…
「…ゆうちゃん？いる？」
だいきくん?!なんで?!
ドアを開けた途端、だいきくんに抱きしめられた。え。
「さっき、俺のクラス来てくれた？」
「…ん」
「会いに来てくれたんだ？」
嬉しい、って私を抱きしめる腕に少し力が入ったから。私も。お返しとばかりに、だいきくんにギュッて抱きついた。気づいてくれた。探しに来てくれた。嬉しい。
窓の下、手を繋いで床に座り込む。だいきくんを早く準備に戻してあげなきゃって気持ちと、一緒にいたいって気持ち。せめぎ合ってたけど、まぁ後者が勝つよね。少しだけだから。許せ、山田。
「ゆうちゃん」
名前を呼ばれて顔を上げると、目の前にだいきくんがいて。驚く間もなくキスされた。
「っん、……ぁ、、」
「学校で初めてキスしちゃったね」
へへって、鼻の下をこすりながら照れ笑いするだいきくんを見て、あぁ好きだなぁって。
みんな準備で忙しくてよかったかもしんない。じゃなきゃだいきくん、学校でキスしてくれなかったよね。
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ゆー(プロフ) - かなとさん» ご指摘ありがとうございました (2019年5月1日 9時) (
レス) id: 51cc9e921a (このIDを非表示/違反報告)
かなと - 編集画面をよく読みオリジナルフラグをお外し下さい違反です (2019年5月1日 5時) (レス) id: 18d6d807bc (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆー | 作成日時：2019年5月1日 0時
