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待ってるね ページ38

チュ
家まで送ってもらって、近所の人に見られないように玄関の中で触れるだけのキスをする。それがバイバイの合図。


「じゃあ。また来週ね、ゆうちゃん」

「ぁ、待って」


繋いでた手を離して、玄関を開けようとしたから慌てて呼び止める。学校で会うのは来週だけど。明日の約束しなきゃ。


「明日、暇?」

「明日?……うん、何も予定はないよ」

「私と会ってくれる?」

「どこか行く?」

「ううん、違うの。うち、来て?」

「ゆうちゃんち?…ぇ、ぁ、ぅん、い、いけど…」


だんだん顔が赤くなってくだいきくん。きっと思い出したんだ。


「待ってる、ね?」


首をカクカクして何度も頷いて玄関を出ていった。いつもなら、ドアを閉める前に「バイバイ」って手振ってくれるのに。ま、仕方ないか。



どうしよう。ドキドキしてきた。いよいよ明日、だいきくんと…。



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ゆー(プロフ) - かなとさん» ご指摘ありがとうございました (2019年5月1日 9時) (レス) id: 51cc9e921a (このIDを非表示/違反報告)
かなと - 編集画面をよく読みオリジナルフラグをお外し下さい違反です (2019年5月1日 5時) (レス) id: 18d6d807bc (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ゆー | 作成日時:2019年5月1日 0時

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