いっぱい呼んで ページ33
だいきくんと初めてのキスをしてから……ううん、キスする直前からだいきくんに触れたいって気持ちが出てきて。その時はキスする事に成功したんだけど。成功ってなんだろう…まぁいいや。それからも、たまにバイバイするときにチュってしてたけど。それじゃ物足りなくなってきちゃった。
「せん、ぱ…い？」
今日は日曜日で、だいきくんにはお昼からうちに来てもらった。ぴとっとくっついて座って、だいきくんの右腕を抱きかかえるようにギュってして肩にもたれ掛かってみる。腕を抱えてるせいで私の右腰のあたりに出てきた手が、所在なさげにゆっくりグーパーしてるのが面白い。ふふ、困ってる。
「せ、んぱい？」
これが不満。なんで！私は“だいきくん”って呼んでるのに、私のことは“先輩”のままなの。
「……やだ」
「え？」
「“先輩”って、や」
「いいの？俺、先輩のこと名前で呼んでいいの？」
ダメだと思われてたことにビックリして顔を上げたら、だいきくんと目が合ってしまった。あ、嬉しそう。
「名前、呼んで？」
なかなか呼んでくれないから「名前知ってる？」って聞いたら、「知ってるし」って言われた。食い気味に。良かった。
「ゆうこ…先輩？」
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ゆー(プロフ) - かなとさん» ご指摘ありがとうございました (2019年5月1日 9時) (
レス) id: 51cc9e921a (このIDを非表示/違反報告)
かなと - 編集画面をよく読みオリジナルフラグをお外し下さい違反です (2019年5月1日 5時) (レス) id: 18d6d807bc (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆー | 作成日時：2019年5月1日 0時
