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山田.side
「ん、チュ……ぁ、、ね……ぅ、ん」
バードキスを繰り返す合間に漏れ聞こえる伊野尾先輩の声がえろい。こんなにも長く何回も続けてキスしたことないから、先輩が戸惑ってるのがわかるけど、止めらんない。
繋いでた手を繋ぎなおして、後頭部に手を添えてそっと押し倒すと、ちょっとびっくりした顔の先輩。そんな顔もかわいい。
「先輩。………好き。すごく好き」
「あんっ」
耳元でささやくように気持ちを伝えて、首すじにキスをすれば、また聞こえたかわいい声。ゴクリと喉を鳴らすと同時に……
prrrrrr…
誰だよ。こんな時に電話なんて。………無視、無視でいいよな。後でかけ直せば……って一瞬考えたスキに先輩がスマホに手を伸ばしてしまった。
「高木だ」
高木せんぱ〜い、タイミング…。
もう、今日は無理かぁ。大ちゃんとも話したことあるけど、伊野尾先輩も高木先輩もお互いのことを特別に思ってて、彼氏の俺達のことは二の次なんだよな。
はぁ…。
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ゆー(プロフ) - かなとさん» ご指摘ありがとうございました (2019年5月1日 9時) (レス) id: 51cc9e921a (このIDを非表示/違反報告)
かなと - 編集画面をよく読みオリジナルフラグをお外し下さい違反です (2019年5月1日 5時) (レス) id: 18d6d807bc (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ゆー | 作成日時:2019年5月1日 0時