好奇心は猫をも殺す ページ2
、
一段、一段、ゆっくりと上っていく。
この上に行ったら、何かが起こるような感じがしたから。
一体、何段上っただろうか。
200段は上っている気がする。
足も疲れてきていて、ちょっとだけ息が上がる。
次の足を動かそうとした瞬間、足が宙を切った。
とうとう一番上まで来たのだ。
パッと顔を上げると、ふっと息を飲むような神社がそこにあった。
普通の神社よりも二倍はあるのだろうが、それだけじゃない。
「何か」がここに居ると、そう思った。
手入れはちょっとしかされていないのだろうか所々ボロボロになっていたり
薄汚れてしまっているが、
私はそれさえも美しいと思った。
そこにはいろんな美しさがあった。
自然に口端が上がり、被っていた帽子を取る。
そして綺麗に40度に頭を下げる。
ちょっとだけ息を吸って、鳥居をくぐった瞬間、
「何か」に後ろに引っ張られた。
(そこに居たのは何なのか。)
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如月(プロフ) - めっちゃ好きです!更新頑張って下さい! (2022年9月18日 11時) (レス) @page18 id: 4efb850e8a (このIDを非表示/違反報告)
小桜(プロフ) - 14話の左近のところ、名字は「川西」だと思いますよ〜! (2022年4月26日 6時) (レス) @page14 id: 8b4a915ba2 (このIDを非表示/違反報告)
白鳥リリイ(プロフ) - オリフラ立ってますよ〜! (2022年4月13日 18時) (レス) id: a118a021f7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:わらび餅 | 作成日時:2022年3月22日 2時