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通り過ぎる人達は不良達が喧嘩し合ってるだとか、ヤンキーの集会が近くで行われているだとかあまりにも自分が感じてるものとは不釣り合いな話が入ってくる。
ヤンキーや不良が束になったところでこんな大きなエネルギーはでない。
きっとなにかがおこっている。
暫く走っていると大きな裏路地がある近くまで来た。
きっとここの近くだ。
キョロキョロしながら走っていると目の前には見覚えがある姿が駆け足で走ってくるのが見えた。
テル「あれ？夢川さん……？」
貴方「花沢くん…貴方もこの大きなエネルギーに…」
気づいたの？と聞こうとした瞬間に、目に入ってきた緑色のふよふよと浮いた未確認生物。
そういえば茂くんはこういうのは除霊をして成仏させてあげた方がいい場合もあるって……
貴方「花沢くんちょっと待ってね、まずはこの生命体をじょ……」
？「おい！握手なんてしてる場合じゃっ！！ぬァ！！」
私は喋る緑色の生命を片手で鷲掴みし能力を発動する。
貴方「成仏させるから！！！！！」
？「ヌゥあーーーーー！！！やめろ！やめてくれぇ！！！」
テル「夢川さん待って待って！」
花沢くんが私の腕を掴み制止してくる。
貴方「なっなんで……」
テル「今は彼が必要なんだ…とにかく今は急がないと。エクボくん」
エクボ「おう、こっちだ」
私は花沢くんに腕を掴まれたままそのエクボと呼ばれる悪霊について行くことになってしまった。
気づけば裏路地の前まで来ていた。
花沢くんは私の腕をゆっくり離し路地裏に入っていった。
私もそれに続くように路地裏に入るとそこに見えたのは、爆弾でも投下されたのではないかと言うぐらいに破壊されたビルの壁、そして数え切れないほどの不良達。
そしてその不良達の真ん中に立っていたのは。
テル「彼から離れろ、まだ近づくのは危険だぞ」
貴方「茂くん！！」
ズタボロになった茂くんだった。
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ブラピ - 小説とても面白いです！更新頑張って下さい！ (2019年4月6日 14時) (
レス) id: e896eb0a17 (このIDを非表示/違反報告)
mmaina1002(プロフ) - とても面白い作品でした！ドキドキしながら見てました！更新楽しみにしています！！ (2019年4月3日 23時) (レス) id: 4635ad5f09 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：GLAY | 作成日時：2019年3月25日 5時
