30% 番外編 おやすみなさい ページ31
は？？？？
彼女は一体何を言っているんだ。
テル「なにを……あはは！そっか、冗談を僕に言うなんて君もお茶目なところが……」
なんだその顔は。
なんて顔してるんだ君は。
そんな顔してるようじゃ……
本当に。影山くんを。
知らないみたいじゃないか……。
僕が唖然としてると何かに腕を引っ張られる。
椿「姉ちゃんは体調が悪いんだ。用が済んだなら帰って。」
貴方「椿…せっかく来てくれたんだからお茶くらい出してあげないと……」
椿「わわ……姉ちゃんは寝てて！茶ならだすよ、僕もこのお兄さんとお話したいことがあるから。」
彼女は急いでたとうとすると、ずっと横になっていたからかよろけてしまっていた。
椿くんが、彼女をベッドに戻すとまだ安静にしててと言い。そして
ちゅっと頬にキスをした。
テル「え。」
椿「ゆっくりしててね！姉ちゃん！ほらお兄さん行くよ。」
僕は椿くんに腕をひかれ１階の客間に通された。
テル「……えっと、突っ込みたいところ多すぎて……」
僕が人差し指で頬をポリポリとかいていると椿くんが僕の首襟を掴み自分の目線まで僕の顔を引き下げた。
椿「質問するのはこの俺だ。あんたは答えろ」
テル「……それが年上にものをいう態度かい？」
さすがにその態度に僕も頭にきた。
椿「たったの1〜2年の差で年上を名乗るな。……まずは影山って誰のことだ。姉ちゃんがまたあぁなったのはそいつのせいなのか？」
テル「ああなった？ぎゃくにそれは僕が知りたいね……そもそも彼女が寝込んだのは今回が初めてじゃないのかい？」
椿「質問に答えろ！！！」
なんてめちゃくちゃな子なんだ。
でもこういう子は不良みたいな振りより言葉で捩じ伏せた方が良さそうだ。
テル「僕も君もお互い、彼女の情報が所々すぎるんだ。だから君が知ってる情報を少しでも教えてくれないと質問に答えられない。……言ってることわかるよね？」
それを聞くと彼は少し黙って考える素振りを見せた。
良かった、話は通じそうだ。
彼は少しすると僕の首襟から手を離した。
椿「僕の聞きたい質問は姉ちゃんがまたあの状況になってしまったことだ、その原因を知りたい。」
テル「……まず僕は彼女が今どんな状況か知りたいな。教えてくれるかい？そしたら君の質問も少なくとも答えられると思うんだ。」
椿「……分かった。」
続く (更新停止中)
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ブラピ - 小説とても面白いです！更新頑張って下さい！ (2019年4月6日 14時) (
レス) id: e896eb0a17 (このIDを非表示/違反報告)
mmaina1002(プロフ) - とても面白い作品でした！ドキドキしながら見てました！更新楽しみにしています！！ (2019年4月3日 23時) (レス) id: 4635ad5f09 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：GLAY | 作成日時：2019年3月25日 5時
