21% 番外編 君のこと ページ22
テル「お待たせ。」
貴方「待ってないから大丈夫……だけどあんな思わせぶりな態度とって良かったの？」
テル「彼女たちはあれでいいんだよ。僕の中身見てないから。」
貴方「ふーん。(私もあんたの中身よく知らないけどね。)」
まあ超能力持ち同士ってのがあるのかな…。
しばらく他愛もない話をしながら歩いているとあっという間に駅に着いた。
駅の周辺につきキョロキョロあたりを見渡すと。
貴方「あ、いた。」
テル「待ち合わせしてる子？って影山くんじゃないか」
私が手を振ってるのを見て花沢くんも茂くんに手を降り始めた。
茂くんはそれに気づき手を振り返しながら私たちのところまで歩いてきてくれた。
貴方「お待たせ！」
モブ「僕も今来たところだよ。……あ！そっか、花沢くんと夢川さん同じ黒酢中だったね。」
テル「今頃かぁ…君たち今から遊日に行くのかい？」
モブ「バイトの見学だよ。この間は色々あって潰れちゃったから。」
それを聞き花沢くんはなるほどね、じゃあ楽しんできてと一言だけ残し私たちに手を振り別れた。
茂くんは花沢くんの姿が見えなくなるとじゃあ行こっかといい歩き出した。
私もそれについて行くようにして隣を歩いた。
バイト先に着くまでなんてことの無い話を2人でする。
しかし話してるうちに少し引っかかることが私の頭の中に叩きつけように出てくる。
貴方「あ、ねえ茂くん。なんで茂くん私の事夢川さん呼びなの？」
モブ「え、なんでって言われても…まだ、慣れてないから、かな…」
まだ慣れていない。その言葉が私に酷く突き刺さった。
貴方「あっえ…………そっ、そっか…まだ会ってそんなに経ってないもんね……」
なんだか、茂くんと呼んでる自分が滑稽に見えてきた。
貴方「そうだよね…私勝手に茂くんとかって読んじゃってた…」
モブ「それは気にしなくていいよ、僕が人との距離の詰め方が分からないだけだから。慣れたら名前で呼ぶよ」
貴方「うん。ありがとう、影山くん」
名前の呼び方ひとつで私恋が終わった訳では無いから。
慣れてないなら今から慣れていけばいいんだから。
そうこうしてるうちにバイト先に着いた。
ビルの上の方に霊とか相談所と書かれた看板が見える。
なんとも胡散臭い。
影山くんがここだよと指を指したあと階段を登っていく。
階段を登っていくと少し古めかしいドアがあり、そこを開けた。
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ブラピ - 小説とても面白いです！更新頑張って下さい！ (2019年4月6日 14時) (
レス) id: e896eb0a17 (このIDを非表示/違反報告)
mmaina1002(プロフ) - とても面白い作品でした！ドキドキしながら見てました！更新楽しみにしています！！ (2019年4月3日 23時) (レス) id: 4635ad5f09 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：GLAY | 作成日時：2019年3月25日 5時
