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貴方「ヒュー……ヒュー…はァ……」
上手く息ができない、意識が朦朧とする。
その時は霞む目で見えたのは途切れ途切れで、師匠さんが倒れて、でも起き上がった……
そして何かを喋りながら敵を一網打尽にしている姿だった……
「さんっ……!だ……」
誰だろうっ……黒髪…黒い服を着てる……あぁ……茂くんかな、茂くんが心配してくれてる……嬉しいな……
あれ……?この感じだと顔がかなりちか…ん???…近い?
…………待って!!!!!!!私の頭!!!!!茂くんの膝の上に頭乗ってるじゃん!!!!!!これ!!!!!!!!!!!!!!
貴方「しげくん!!!!!!」
私はガバッ!と大きな音がつくぐらいに茂くんを思いっきり抱きしめた。
こんな所で膝枕してもらえるなんてサイッコォ〜〜
「え…!?あの……」
貴方「茂くん怖かったよ〜〜!」
「いや、あの。」
貴方「え〜ん!うっうっ……」
律「僕、弟の律ですけど……」
貴方「…………え。」
首に回していた腕をはなし、またもやガバッと大きな音がつきそうなぐらいのいきおいで体を離すとそこに居たのは影山律。弟くんだった。
あ、やっば。
貴方「あっごめんなさい……てっきり茂くんだとばっかり……」
律「えっ…大丈夫ですけど……」
二人とも気まずい雰囲気になり少し沈黙になる。
耐えられなくなった私は話を変えるため沈黙を破った。
貴方「あっ!そうだ!私どれくらい寝てた…??もしかして何時間もとか……?」
律「いや、まだ5分くらいですよ。」
貴方「え、まだそれしか経ってないの?」
律「だから僕も、もがき苦しみながら気絶した割には早い復活だなと思いまして……」
結構ひどい言い方するのねこの子。
でもそこでハッとする。
ってことはまだ戦いは終わってないってことだよね?
茂くんこ師匠が戦ってたのはなんとなく覚えてる。
私がキョロキョロ辺りを見渡していると「肩貸しますよ、多分霊幻さんが気になってるんですよね?」といいりつくんが肩を貸してくれた。
貴方「ありがとう、律くん」
律くんの肩をかりてゆっくりと霊幻さん達がいるところをみにいく。
すると茂くんと、花沢くんもいた。
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ブラピ - 小説とても面白いです!更新頑張って下さい! (2019年4月6日 14時) (レス) id: e896eb0a17 (このIDを非表示/違反報告)
mmaina1002(プロフ) - とても面白い作品でした!ドキドキしながら見てました!更新楽しみにしています!! (2019年4月3日 23時) (レス) id: 4635ad5f09 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:GLAY | 作成日時:2019年3月25日 5時