【刀剣乱舞】今度は主役から悪女に引きずり降ろされそうなんでとりあえず頑張るわ２【ヒロアカ】 (ページ30)

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蜻蛉「六十八話です。」ページ30

蛇『思い、出した…。』

【そうかァ、よかったヨ♫】

蛇『でも、私の名前は蛇音じゃ無かった。』

【それは、神に与えられた真名だからネ✡蛇音はいわば偽名だヨ✽】

蛇『偽名…。』

【その名前を思い出したとしても口に出すのはおススメしないネ♪

　一時とはいえど神様と一緒に過ごしテ❖しかも最高神から貰った名だヨ❁

　その名前を口にすればその時は本当に人ならざる者になるカ❀

　神の番になる時だヨ♪】

蛇『分かった…。』

楊《ロキ…、何をしているんですか？》

【あ、つ、繼寐じゃないかァ…♪】

楊《確かに思い出させろとは言いましたけど、怖い思いをさせろとは

言っていませんよ？》

【あ、アハハ…♩】

廻《よし、なら数発殴ってもいいな？》

赫《奇遇だな廻鎧。俺も同じ考えだ。》

【ヒィッ！ギャァァァァァ！！！】

蛇『うわぁ…。』

楊《はぁ…、相変わらずですね。》

燈《おぉ、おったか。》

鉈《記憶も戻ったようだな。よきかな、よきかな。》

燈《とりあえず外に出るぞ。他の者たちがあれておる。》

蛇『うん！少しおかしいかもだけど…、改めてお願いね！』

鉈《神紅蛇音としても、昔のお前としても、儂らはお主の味方だ。

　末永く頼むぞ？蛇音。》

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さぁ、神様に愛され、捕らわれた少女は、

本当にヒーローを目指すことができるだろうか。

彼女の心はどちらに転ぶのか。

全ては神様の手の上か…、

人間が切り開いていくのか…。