モブになりきるためには【名探偵コナン】～④～ (ページ39)

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安室「…観覧車もダメなのか」

『ああああ安室さんっ！！手！手を掴んでてくださいっっ』

安室「…落ちないから大丈夫だ」

『ふぇ…！こわいいいい…』

安室「ここまでダメな奴久しぶりに見たな」

『ううっ…ゼロくん…お願い…こわい…』

安室「…仕方ないな」

ーぎゅ

安室「こんな密室でこんなに接近したら俺がもたない事位察せよ」

『そんな事言われても私…ダメなものはダメなんだもん…』

安室「はぁ。ほらもうすぐ頂上だぞ。見るか？」

『見たいけど…』

安室「下を見なければ大丈夫だ」

『本当？』

安室「3、2、1、ゼロ。」

『っ…景色きれい…！』

安室「A。」

『？』

ーチュ

『ひぁ！？！？』

安室「フッ」

『ああああ！？ゼロくんここお外っ！！！』

安室『安心しろ。頂上は周りから見えにくいからな」

『そ、そうじゃなくって！！』

安室「梓さんとの勝負、頑張って勝ち取ったんだからこれくらいのご褒美貰わないと。な」

『へっ…』

安室「観覧車。もう平気だろ？」

『あ…あああああ！！！！忘れてたのにっっ！！！やだぁぁぁぁああ』

安室「…安定だよなA…。」

『ううっ…遊園地こわい…トロピカルランドこわい…』

－－－－－－－

梓「どうしてAちゃんと手を繋いでるんですか安室さんっ！」

安室「羨ましいですか梓さん」

梓「じゃあ私こっち～！」

『梓ちゃんかわいい…』

安室「そういえばそろそろ噴水の時間ですね…」

『え！噴水！？いく！見に行く！』

梓「噴水はこの辺でしたっけ？」

安室「そうですね」

ーシャーーーーーーー！！！！！！！！

『わあああああー！！！噴水っ！みて！噴水っ！！きゃ～！冷たいっ！すごい高いよっ！』

安室「…っ…////」

梓「…かわいい…♡」

『あー…終わっちゃったぁ…』

梓「Aちゃん！？ずぶ濡れじゃないっ！！」

安室「Aさん！？風邪引きます！これ脱いで僕のシャツ着て下さい！」

梓「はい、ハンカチ！安室さん！そんなにAちゃんをじろじろ見ないでくださいっ！」

安室「な、何を言ってるんですかっ！見てないですよ！」

梓「Aちゃん？あっちに行って着替えて来ようね～！安室さんはここにステイ！ですっ！」

『ひぇ…』

タタタタタ…