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赤井「…もう帰るか?」
『ちがう…実家に、みんなに会いたい…』
赤井「Aは一人暮らしなのか?」
『うん…たまに、寂しくなる…』
赤井「そうか。」
そう言うと肩をグッと引き寄せられる
慰めてくれてるのかな…?
赤井「俺も大切な人が遠くに行ったんだ。」
『赤井さん…その人に会いたい…?』
赤井「…いや…もういいんだ」
『私が…赤井さん…を…だから、そんな顔しないで…』
手を伸ばし赤井さんの頬に触れるとフッと笑ってくれた
赤井「…そうか。」
赤井さんの手が優しく髪を撫でる。
心地よくなって目を閉じれば赤井さんの頬に触れていた私の手は力無く落ちた
『…zzz』
−−−−−−−
降谷 side
組織の仕事が片付き、フラッと寄った店に
嫌でも忘れない姿を見つけた。
降谷「赤井…っ!」
赤井「すまないが今はやめて頂きたい」
降谷「ほぅ、呑気に女と酒ですか」
赤井「もう少し寝かせてあげたいんでね」
降谷「睡眠薬でも盛ったんですか」
赤井「君と違ってそんな手荒な真似はしない」
降谷「…マスター、バーボンロックで…
それは何ですか?」
赤井「これか?こいつが可愛い名前のを飲みたいと言ってな。キティという赤ワインベースのカクテルだ。」
降谷「(キティ…どこかで聞いたような…)…そうですか。それ一杯で潰れてしまったと?」
赤井「ああ。アルコールに弱いらしい。BAR自体初めてらしいしな」
降谷「らしい、って…彼女、じゃないんですか」
赤井「いや、色々あってな。今日知り合ったんだ」
降谷「そして早くもあなたのお気に入りですか」
赤井「…さぁな」
(「kittyのお世話でもしに行ったのかしら」
…「へぇ、ジンは仔猫飼ってたんですか」
…「この前もNYでオーダーメイドの首輪買ってたから確かよ」…)
降谷「…!?」
そうだ、あの時ジンが猫を飼ったと言っていた…
ベルモットがキティと呼んでた…
まさか組織の人間…!?
いや、そんな名前…記憶にない
…もしジンが猫じゃなく人間を飼ったとしたら…!?
そうだ、首輪もこの女してる…!?
降谷「フッ…俺もこの女性に興味が湧きました」
−−−−−−−
お話がいっぱいになってしまったので続編に移行します!
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9Sに殺されたいロリコン - ジンが……ジンがっデレた……だと!?レアやなぁムハァ (2019年8月10日 21時) (レス) id: 12daa8c077 (このIDを非表示/違反報告)
9Sに殺されたいロリコン - 見てるっす。トリップサイコーっうはーっ (2019年8月10日 21時) (レス) id: 12daa8c077 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:梅酒 | 作成日時:2019年6月29日 15時