モブになりきるためには【名探偵コナン】

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結局赤井さんにパンケーキ奢ってもらいました！！


『赤井さん！ご馳走さま！！』



赤井「ああ。この後もう帰るのか？」


『あ、うーん？』


赤井「…はぁ。どこ行きたいんだ？」



『お酒！！お酒飲めるとこ！おっしゃれなBAR行きたい！』



赤井「分かった。ただし場所は俺が決める」



『やったー！！！ひゃっほーい！』



赤井「こら。」グイッ


『わっ！？』(だから痛いって！！！！)




赤井「…腕は？」



『こう、でした』




ぎゅっと赤井さんの腕に絡める。



って、なんか調教されてないか私。






数分歩くと小さなネオンの看板が光るお店が見えてきた



赤井「ここだ」






店内はジャズが静かに流れていて

カウンターにはボトルが並ぶ。



『これ…思い描いてたBAR…！』



マスターとは顔馴染みらしく慣れたようにカウンター席につく。


赤井「何にするんだ？」



『えっ、何？んー…赤井さん…なんか、可愛い名前のカクテルって、ある？』


赤井「そうだな…カルーアミルク、ホワイトスワン、ホワイトローズ、キティ、ピンキーサワー、シンデレラ…」


『キティ、キティっていうやつがいい！』


赤井「マスター、キティとモヒート」






ドキドキして待ってると

目の前に赤い液体の入ったグラスが置かれた




赤井「お前…赤ワイン飲めるのか？」



『えっ！赤ワイン…？』


赤井「フッ、まぁ飲んでみろ」




乾杯、と恐る恐る口につける。



赤ワイン独特の渋みがジンジャエールで和らいでいるものの…



『す、すっごいですねこれ…』


赤井「ククッ…無理するな」


『そうやってまたガキ扱いするっ』


えいっと残りのキティの飲み干すと体に火がついたかのように熱くなる。

隣でミントがいっぱい入ったお酒をかっこよく飲む赤井さん。



『イケメンて…何をしても、絵になるよね…ひどい…』



赤井「…？もう酔ったのか」


『酔ってないもん…』


赤井「フラフラしてんぞ」





『…おうちかえりたい…』

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