【番外編4】ある日の3人 ページ48
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〔教室〕
流華「Aテストどうだった？」
『9位だった、安心安心…』
流華「私2位だった…！」
『おめでとう！！』
流華「ふふ、ありがとう…」
テストの結果を報告し合う2人。
…を横目に話し合う3人の男。
kn「なあ…やっぱ祝いに行った方がええんかな…」
zm「そらそうなんやろうけど…今友達と話しとるしな…」
rb「あんな女子ばっかのとこに割り込むなんて、
俺は無理やで」
zm「D・T発言乙」
rb「やかましいわっ」
kn「まあ…後でにするか？」
zm「そやな。」
rb「友達との時間を奪うのもアレやし。」
だが、3人は言葉に出さないだけで、少なからず緊張していた。
今まで気にもかけてこなかった人を今になって祝う。
しかも前回の結果は3位。
どう声をかけていいのか迷うし、何より一緒にいればいるほど、やはりAは女子なのではないかと錯覚する。
因みに、今までずっと標的にしていた茜は、
本人が生徒会室に直々に、「本当に嫌だからやめて」と
交渉しに行ったほどだった為、
トントンから「もう無理に誘うのはやめてやれ」との命を受けた。なお、グルッペンは悔しそうに不貞腐れていた。
そんな時に現れたA。
ただ、最初から親しみを持って接すれば、
周りから「乗り換えた」と思われるかもしれない。
生徒会が周りから悪い印象を買うわけにはいかないのだ。
話は逸れたが、Aに声をかけに行くのは、
休み時間か放課後にしようと言うことになった。
だが、その後も話しかけるタイミングを見つけられず、
なかなか「おめでとう」の一言を言えない。
〔放課後〕
『あのー、書類終わったんで、
トントンさんに届けてくれませーん？』
kn「お、さすがやな、任しとけ」
zm「あと、テストおめでとうな」
rb「順位一桁台とかほんますごいわー！」
kn「すぐ祝えんくてすまんな！おめでとう！」
『えっえっえっと、
あっはい！ありがとうございます、誠に光栄です』
〔その後、生徒会室〕
zm「それでな！こいつらの中で俺が最初に祝ってん！」
kn「なんやと！？俺がいたからこそだったやんけ！」
rb「くぅー！！完全に負けたぜ俺は」
kn「自然に話せとったかな、俺ら…」
tn「…そう言うのは他所でやれや」
ある日の3人は、短時間のうちにとても感情が揺れ動いたが、それと同時に、最後に笑って1日を終えた。
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クリパ好き - えっ８月１日って僕の親友の誕生日と同じだ…（） (2022年8月1日 10時) (
レス) @page21 id: 9ca16dcf28 (このIDを非表示/違反報告)
吏由 - おばさん面白いですね…←急に何こいつ (2022年6月8日 22時) (レス) @page4 id: d4efbb01c8 (このIDを非表示/違反報告)
まーくんでちゅ(プロフ) - 女子に転生とか…ないよね？ (2022年6月1日 19時) (レス) @page42 id: 1d41ef3106 (このIDを非表示/違反報告)
maron(プロフ) - 体温…予想は外れてたんかーいwいやもう…毎回見る度に面白いお話が更新されていて…ありがたいです！！ありがとうございます！！ (2022年5月28日 7時) (レス) @page31 id: 1bee0952dd (このIDを非表示/違反報告)
まーくんでちゅ(プロフ) - こんな悪女は好きだ (2022年5月20日 7時) (レス) @page14 id: 1d41ef3106 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：こん酢 x他1人 | 作成日時：2022年5月16日 18時
