モブになりきるためには【純黒の悪夢】 (ページ25)

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景光「大丈夫か！」

明美「大丈夫、彼女をお願い！」

真っ先に来てくれた明美ちゃん。

腹部を貫通した異形丸棒を固定し、止血と緊急輸血を行ってくれた。

ストレッチャーを押す陣平ちゃんとはぎ。

キュラソー「あなた達は！？」

景光「説明は後だ。いいか、今日お前は死んだ。いいな。」

キュラソー「どういう事…」

『とにかくこれ、被って』

ちょっとグロいけどこうするしかない。

顔面の潰れたマスク。

髪色でしか判別できないようなモノだ。

明美「あとは任せて。このまま戻るわ。私のラボで治療するから。こっちが落ち着いたら会いに来てね」

『明美ちゃんありがとう。お願いします』

陣平「任せろ。Aも疲れただろ？気をつけて帰れ」

『うん、ありがとう』

景光「また後で連絡する。じゃぁな」

『みんな気をつけてね』

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その後伊達パパが運転する救急車(サバーバン)で実家に無事に戻ったみんな。

キュラソーちゃんはなんとか一命を取り留めた。

奇跡的に腹部に刺さった異形丸棒が内蔵を傷付けずに貫通していた為、後遺症もなく回復していった。

検死結果等の偽装はひろくんがやってくれたっぽい。

さすが。頼りになります。

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ーブロロロロロ…

『ありがとうございました』

店員「はーい。またよろしくお願いします」

バイクを返却し、徒歩で工藤邸に向かう

『もう脚がパンパン…筋トレ効いたわ…早く寝たい…』

ーピンポーン

『まだいないかぁ…』

阿笠博士の家もまだ真っ暗。

？「はい」

『？誰？』

？「それはこっちのセリフです」

ーガチャ

…キャメルー！！！！！！！！！！

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