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ゼロ ページ46

嘱託の地位を解かれた事でまた以前の様に大学の研究室に籠る様になった。ユンギ君は身の安全のためにシェルターに保護され、アパートも引き払い大学も休学した。ホンビン君もそれに付き添っているため研究室は一気に寂しくなってしまった。二人は恐らく学位は取り切れず、オーバードクター必至だが、あまり気にしていないようだ
生徒のレポートを採点していると研究室のドアがノックされた
「はい……あ、テグンさん!」
LE「元気か?」
暫く会わないうちに雰囲気が変わった気がする。これまでは刑事らしく堅く尖った空気を纏っていたが、今は私服だからかやわらかい印象を受ける
「元気そうでよかった、皆は?」
LE「俺とジェファンは正式にシェルターに“保護”される事になった、これからはシェルターの一員として働く事になる。ハギョン達も非血族だが捜査官や戦闘訓練のトレーナーとして一緒に行く事になった」
「よかった、皆無事に再就職出来たんですね」
LE「今までより外出が不自由にはなるが、まぁ何とかなるだろう。これからはシェルターとしての任務をこなしながら調査を続けていく。Aは?」
私は肩を竦めて見せた
「見ての通り……可愛い生徒二人が不登校状態だから退屈で。かと言って仕事を放り出して私までシェルターに行くわけにもいかないし」
彼はソファに座ってじっと手を見詰めている
LE「……司令塔が死んだ」
「……っ機動隊の!?」
LE「ギウォンの保護を受けた何者かに殺害されたらしい。建設途中で屋外でキャンプ状態だから誰でも犯行は可能だし、保護を受けているから千里眼も使えない。双子の能力は対象と直接会わなければ能力を解除出来ないから手の出しようがない。解除しても司令塔とは言っても下っ端なのか大した事は知らされていないみたいで、俺もカミルも大した情報を読み取れなかった」
そう言ってソファに深く身を鎮める
LE「前途多難……気が遠くなりそうだ」
「もし……もしテグンさんの記憶を再生するとしたら、それは私の記憶を再生する時です」
私は彼の隣にゆっくり座った
「どっちかが犠牲になるなんて許しません……所長から何としてでもパスワードを聞き出します。私の記憶を整理するのを手伝って下さい、私が壊れない様に……その後、私があなたの記憶を開示します」
LE「互いに守りあうわけか、記憶から………わかった」
彼は私にぐっと拳を向けて来た。そこに私も拳をぶつける



全く新しい、ゼロからのスタートだ

作者より、えぇここでです!!→←番外編:青空診療室の薔薇事情3



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くたろまりあん(プロフ) - -Uさん» 最後の最後でやっぱり誤植(涙)おいでませ、神奈川へ← (2015年6月15日 15時) (レス) id: 1ada648ea9 (このIDを非表示/違反報告)
-U(プロフ) - くたろまりあんさん» 操作!捜査して欲しいっ(←)僕、くたろと神奈川が好きです(←) (2015年6月15日 7時) (レス) id: 3d40d95859 (このIDを非表示/違反報告)
くたろまりあん(プロフ) - -Uさん» ありがとう窪田さすがだぜ!!……僕も窪田と新潟応援してる!! (2015年6月14日 23時) (レス) id: 1ada648ea9 (このIDを非表示/違反報告)
-U(プロフ) - くたろまりあんさん» 窪田がむばったぞ☆くたろ、きみを応援しているよ♪ (2015年6月14日 23時) (レス) id: 3d40d95859 (このIDを非表示/違反報告)
くたろまりあん(プロフ) - Neveさん» お豆、危険なスイッチが入りましたユンギピンチです(笑)……クローゼットも頑張らなきゃだし、ここで終わっても微妙だし……悩む←……窪田と僕は数か所で同時に会話しているのだ(笑) (2015年6月14日 21時) (レス) id: 1ada648ea9 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:くたろまりあん | 作成日時:2015年4月8日 18時

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