30minutes ページ28
レオ視点
HK『班長？今敵の無線傍受してるけど、司令塔はシェルターの中にいるみたい』
『テグンさん！恐らく司令塔は狙われる事を警戒して身を隠すか、下っ端の振りをしている事が考えられます。注意して下さい』
車に残して来た二人からの無線を聞いて辺りを見渡す。と、そこに機動隊員の一人と銃を突き付けあう見慣れた顔があった。隊員の背後から近付いて周り蹴りを極める
「あ、落ちた。さすが刑事」
「カミル、こいつらの司令塔らしい者を見なかったか？」
「俺も考えて探してるんだけど、こうやって落とした奴ら絶対口割らないの。千里眼も効かないしな……」
彼は苛立った様に爪を噛む
「俺達は戦闘慣れしてるけど、これで国家に目つけられたらシェルターとしての活動が立ち行かなくなるから弱みが大きい。それに機動隊員の中にも保護を受けた血族がいて、そいつらにはさすがに敵わないんだ」
こうなったら虱潰しに探すしかない。駆け出そうとするとカミルに腕を掴まれた
「何だ」
「30分以内に班員全員連れてここを出ろ。もし悪い方に未来が変わったらシェルターと心中する事になる」
「どういう事だ！？」
「わからない……ただ、機動隊員の誰かがシェルターを爆破する。俺の予知だと俺達を守る為にユンギが犠牲になるんだけど……不確定な予知だからどう変わるかわからないんだ」
「何故そこでミン・ユンギが出て来る！？あいつは今行方不明のはずじゃ……」
「説明は全部終わってから！俺はカイの所に行く」
頭が混乱して立ち去るカミルを止める事も出来ない。と、その時サンヒョクから無線が入る
HK『班員全員に告ぐ！今指令を出している隊員は所長室にいるみたい、急いで！』
『皆気を付けて！相手は血族です……話の内容からすると能力を使って建物全体を崩壊させるつもりみたい』
HK『隊員の撤退が始まってる。何か都合の悪い誰かを始末するために来たらしいんだけど、見つからないから建物ごと吹っ飛ばす気みたいだよ』
背中を嫌な汗が伝う。この人数がシェルター側の攻撃を避けて退却するには時間がかかるが、それでも30分程度……カミルの予知はこれだ
「……ハギョン聞こえるか！？班員とシェルターの人間を出来る限り避難させろ！」
N『今シガが放送室に避難指示出しに行ってるけどこの人数30分じゃ無理だ！お前も来い！』
「俺は駄目だ、所長室に行く」
RV『あんた馬鹿ですか！？相手は保護を受けた血族だ敵うわけねぇ！』
「ジェファンの回収頼んだぞ」
そこで俺は無線を切った
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くたろまりあん(プロフ) - -Uさん» 最後の最後でやっぱり誤植(涙)おいでませ、神奈川へ← (2015年6月15日 15時) (
レス) id: 1ada648ea9 (このIDを非表示/違反報告)
-U(プロフ) - くたろまりあんさん» 操作！捜査して欲しいっ(←)僕、くたろと神奈川が好きです(←) (2015年6月15日 7時) (レス) id: 3d40d95859 (このIDを非表示/違反報告)
くたろまりあん(プロフ) - -Uさん» ありがとう窪田さすがだぜ！！……僕も窪田と新潟応援してる！！ (2015年6月14日 23時) (レス) id: 1ada648ea9 (このIDを非表示/違反報告)
-U(プロフ) - くたろまりあんさん» 窪田がむばったぞ☆くたろ、きみを応援しているよ♪ (2015年6月14日 23時) (レス) id: 3d40d95859 (このIDを非表示/違反報告)
くたろまりあん(プロフ) - Neveさん» お豆、危険なスイッチが入りましたユンギピンチです(笑)……クローゼットも頑張らなきゃだし、ここで終わっても微妙だし……悩む←……窪田と僕は数か所で同時に会話しているのだ(笑) (2015年6月14日 21時) (レス) id: 1ada648ea9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：くたろまりあん
| 作成日時：2015年4月8日 18時
