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木浦の襲撃 ページ24

レオ視点

「教授……」
「嫌!!たとえあなたの依頼を受けていなくても嫌です!!当時の自分を知らないからそんな事が言えるんです!!」
「その当時の自分を知る為に頼んでるんだが」
「やだ!!」
頑固なAに困り果ててしまった。所長の説得が難航している以上鍵は俺の記憶なのだが、部下たちにはああ言ったもののこちらも難航している
やはりかつてホンビンの父親を結果的に死に追いやってしまった事が引っ掛かっているらしい
「俺は死んだりしない」
「わからないでしょう!それに生きてりゃいいってもんじゃないわ、心を病んでしまうかも!」
「ヒチョル所長と同じことを言うんだな。じゃぁどうやって解決する?過去の人体実験を闇に葬る事になってもいいのか?」
「私なら!!」
顔を上げた彼女の目には涙が溜まっている
「私なら自分で治療出来るしいざとなったら記憶を弄れる!でもあなたの脳を何度も弄る事は出来ません!!もしあなたがホンビン君のお父さんみたいに死んでしまったら!?……ッ初めて好きになった人なのに!!」
「俺が死ぬわけないだろう」
「どうして言い切れるの!?」
「こんな手のかかる女置いて逝けない」
Aはそれでも納得いかないのかふるふると震えている
「俺は刑事だ。隠された真実があるならたとえそれが自分の記憶であっても暴くのが仕事だ。その為の犠牲はある程度覚悟してる。だから………」
と、そこへ携帯が鳴った。説得の最中にと顔を顰めつつ出ると、かすれた声が聞こえた
KE『……班長』
「ジェファン!?どうした何かあったのか!?」
KE『江原道に行って下さい……シェルター、危険が…』
「怪我してるのか!?状況を説明しろ!」
KE『シェルターに内通者がいます、ギウォンの保護を受けてる……盗聴がばれて………罠に………ア゛!』
そこで電話は切れた
「ジェファン!……ジェファン!?」
「木浦の病院跡地はギウォンの保護を受けています。敵だけじゃない……」
「急ぐぞ、カミルは襲撃の詳細を予知出来ない」
会議室に飛び込んで全員に指示を出す
「木浦でジェファン達が何者かの襲撃を受けた。彼らの保護を頼む」
RV「だとしたらもうカイが行ってるはずです。跡地は視えなくてもジェファンは視れる。跡地の保護のせいで予知は難しいらしいけど、カミルに定期的な監視を頼んであるんです。たぶんシェルターも警戒態勢に入ってる」
N「よくやったシガ。それじゃぁ江原道に急ごう」

敵の姿は……→←番外編:砂糖とカボチャ屋と風邪菌と〜隠し部屋大渋滞の巻〜←



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くたろまりあん(プロフ) - -Uさん» 最後の最後でやっぱり誤植(涙)おいでませ、神奈川へ← (2015年6月15日 15時) (レス) id: 1ada648ea9 (このIDを非表示/違反報告)
-U(プロフ) - くたろまりあんさん» 操作!捜査して欲しいっ(←)僕、くたろと神奈川が好きです(←) (2015年6月15日 7時) (レス) id: 3d40d95859 (このIDを非表示/違反報告)
くたろまりあん(プロフ) - -Uさん» ありがとう窪田さすがだぜ!!……僕も窪田と新潟応援してる!! (2015年6月14日 23時) (レス) id: 1ada648ea9 (このIDを非表示/違反報告)
-U(プロフ) - くたろまりあんさん» 窪田がむばったぞ☆くたろ、きみを応援しているよ♪ (2015年6月14日 23時) (レス) id: 3d40d95859 (このIDを非表示/違反報告)
くたろまりあん(プロフ) - Neveさん» お豆、危険なスイッチが入りましたユンギピンチです(笑)……クローゼットも頑張らなきゃだし、ここで終わっても微妙だし……悩む←……窪田と僕は数か所で同時に会話しているのだ(笑) (2015年6月14日 21時) (レス) id: 1ada648ea9 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:くたろまりあん | 作成日時:2015年4月8日 18時

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