班員始動 ページ17
レオ視点
捜査は思っていた以上に難航した。ヒチョル所長が教授の記憶の鍵となるパスワードを明かす事をを拒んだからだ
RV「所長！俺達は圧倒的に情報不足なんですよ！？教授の記憶が大きな鍵になるかもしれないんだ！」
HC「だからAを犠牲にしろってか？俺はもうあんなAを見たくない」
RV「ヌナも記憶の再生を望んでる！」
HC「い・や・だ！！逮捕でも何でもしろ、俺は言わねぇぞ」
Aの記憶が鍵となるのは確かだが、俺はウォンシクの様に詰め寄る事は出来ない。警官として、捜査するものとしては何としてでもパスワードを手に入れるべきなのだが、恋人としての俺はそれを拒んでいる。これ以上彼女の脳に負担をかけたら、以前の様に暴走するのではないかと不安なのだ
N「……とりあえず今出来る捜査をするしかないね。ヒョギ、写真の加工すんだ？」
HK「うん、今色んなとこに照合してる。見る？3人の今の顔の想定図」
渡された写真を見て俺はヒュッと息を飲んだ。サンヒョクが頷く
HK「さっきヌナに見せたら班長と同じ反応したよ」
KE「これがホンビンの親父、これが副班長の言う“マスター”……これは？」
N「ジョン・テギョン、テグンの父として20年近く生きて来た何者かだよ。失踪前はソウル大の教授だった。そこで教授を拘束して実験の様な事をしてた」
「……教授は」
ふと心配になって訊くと、ジェファンが答えた
KE「何か一度大学に戻るってホンビンと一緒に出掛けてったよ」
N「ホンビン、あいつ大丈夫なの？」
KE「僕も不安で訊いてみたんだけど、なんかあいつ凄いやる気出してて……」
HK「シギ兄もあいつなら大丈夫って言ってたよ。あの院生と会えたのかな」
ホンビンは最近少し変わったように思う。今までと同じように自信家で傲慢だが、人との壁が低くなり、またウォンシクに少なからず心を開いている様に見える。何があったかは知らないが、いい事だろう
「……まず木浦の病院跡地周辺の監視を怠るな。その土地は双子の保護を受けているから後日能力を解きに行かせる。双子が奪われた事で彼らを拘束していた組織が動き出すかもしれん」
N「それからこの3人の消息を探るとともに、ワクチンの開発者だというロシアの研究者、あいつも探ってみよう」
HK「僕とシギ兄で情報洗い出してみます」
KE「じゃぁ僕一旦木浦行って来ますね、警官何人か連れてっていいですか」
N「何があるかわかんないからどっさり持ってけ」
ハギョンの合図で班員が動き出した
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くたろまりあん(プロフ) - -Uさん» 最後の最後でやっぱり誤植(涙)おいでませ、神奈川へ← (2015年6月15日 15時) (
レス) id: 1ada648ea9 (このIDを非表示/違反報告)
-U(プロフ) - くたろまりあんさん» 操作！捜査して欲しいっ(←)僕、くたろと神奈川が好きです(←) (2015年6月15日 7時) (レス) id: 3d40d95859 (このIDを非表示/違反報告)
くたろまりあん(プロフ) - -Uさん» ありがとう窪田さすがだぜ！！……僕も窪田と新潟応援してる！！ (2015年6月14日 23時) (レス) id: 1ada648ea9 (このIDを非表示/違反報告)
-U(プロフ) - くたろまりあんさん» 窪田がむばったぞ☆くたろ、きみを応援しているよ♪ (2015年6月14日 23時) (レス) id: 3d40d95859 (このIDを非表示/違反報告)
くたろまりあん(プロフ) - Neveさん» お豆、危険なスイッチが入りましたユンギピンチです(笑)……クローゼットも頑張らなきゃだし、ここで終わっても微妙だし……悩む←……窪田と僕は数か所で同時に会話しているのだ(笑) (2015年6月14日 21時) (レス) id: 1ada648ea9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：くたろまりあん
| 作成日時：2015年4月8日 18時
