時系列 ページ15
ホンビン視点
いつものメンバーが会議室に集められた。ハギョンさんがホワイトボードの前に立つ
N「それじゃ、ヒチョル所長や教授のお父さんに聞いた話を今までの情報とまとめて整理しよう。教授とホンビンは大丈夫?」
「私は大丈夫です。こうなったら絶対解明して見せるわ」
「……僕も大丈夫です」
ハギョンさんはいつかの様に横一本に線を引いた
N「まず社員やその家族を含めた健康診断、そこで教授達は入院を決められた。そこに所長もいたんだ。やがて実験が行われ血族創製に至った。数年後子供達の集団脱走により実験は頓挫、子供達は皆退院」
KE「これを機に教授のお父さんを含む多くの職員が退職しています。病院側を訴えるという話もあったそうですが証拠不足で起訴には至らないだろうと判断して誰も立ち上がらなかった。たぶん生活の方が重要だったのかと」
N「その後教授を除く多くの子供達がパンデミックの前に“回収”され、そこで実験は完成された。訓練と任務が課せられる中ギウォンの保護を受けた所長が脱走、彼の話だとその直前にパンデミックが起こされソウルで双子は教授と会ってる。その後所長はシェルターに身を寄せ教授と双子の保護に奔走。再会した教授を兄妹で保護する事にした。双子の保護には長年失敗続きだったらしい」
HK「その後ヌナは記憶を封印したって事?」
N「ん、シェルターで教授の脳に二人でアクセスした後、所長がパスワードを設定した。当時の教授は精神的に相当不安定で薬漬け状態だったらしい」
ふと隣を見ると先生は自分の事が信じられないと言った様子だ。今の強かな彼女なら当然だろう
LE「ちなみに教授の父親から借りた写真がこれだ」
引き延ばしたものがプロジェクターで映し出される。ハギョンさんが息を飲んだ
N「なっ……マスター!嘘だろ……ッ」
RV「班長に生き写しだ……」
LE「この中にホンビンの父親もいるはずだ。若い頃の写真だが……わかるか?」
僕は最前列の真ん中、“マスター”と肩を組む男性を指した
「間違いありません……父だ」
するとサンヒョクが身を乗り出して言った
HK「最前列は主要チームなんでしょ?身元確認すれば何かわかるかも」
KE「でも名前もわかんないし顔だって変ってるよ」
HK「写真を加工して今の年齢での顔を想定してみればいい。早速やってみるよ」
そう言ってサンヒョクは自分のパソコンを立ち上げた
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くたろまりあん(プロフ) - -Uさん» 最後の最後でやっぱり誤植(涙)おいでませ、神奈川へ← (2015年6月15日 15時) (レス) id: 1ada648ea9 (このIDを非表示/違反報告)
-U(プロフ) - くたろまりあんさん» 操作!捜査して欲しいっ(←)僕、くたろと神奈川が好きです(←) (2015年6月15日 7時) (レス) id: 3d40d95859 (このIDを非表示/違反報告)
くたろまりあん(プロフ) - -Uさん» ありがとう窪田さすがだぜ!!……僕も窪田と新潟応援してる!! (2015年6月14日 23時) (レス) id: 1ada648ea9 (このIDを非表示/違反報告)
-U(プロフ) - くたろまりあんさん» 窪田がむばったぞ☆くたろ、きみを応援しているよ♪ (2015年6月14日 23時) (レス) id: 3d40d95859 (このIDを非表示/違反報告)
くたろまりあん(プロフ) - Neveさん» お豆、危険なスイッチが入りましたユンギピンチです(笑)……クローゼットも頑張らなきゃだし、ここで終わっても微妙だし……悩む←……窪田と僕は数か所で同時に会話しているのだ(笑) (2015年6月14日 21時) (レス) id: 1ada648ea9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:くたろまりあん | 作成日時:2015年4月8日 18時