彼女は、 【モブサイコ100】

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結局部活は帰宅部にした。まあ楽だしね。

...あれ、前の学校って部活入ってたっけ。入って無かったかも。まあいっか
なんか未だにちょっと学校の構造覚えらんないからぶらぶらしてたらいつの間にか結構時間たっちった

...ん?
あ、律君だ。
この前モブと帰ってたらばったり会って問い詰められたなぁ。あの剣幕は怖かったよ

『おー、律君。
生徒会もう終わったんだ?』
律「あぁ、はい。
Aさんはここで何を?」
『学校の構造覚えてたよ。この前思いっきり迷ったから。』

そうですか、と軽く流して律君は続けた。何気にドライだなぁ
律「...兄に関して、何か知っている事はありますか?」
『うーん...律君の方がモブには詳しいんじゃ?』
律「そうですか...」
そんな流れで一緒に帰る事になった。

律君は超能力持って無いけれど、モブより人気で学力半端無いんだよね。
私からすれば超能力も学力もちょっと欲しいけれど、やっぱり葵とかと仲良く暮らせれば良いや。

え、なんか陰からおじさん出てきた。
「待ち伏せしてた甲斐があったよ。
影山茂夫君、橋宮Aちゃん
君達の能力、もっと増幅させてみないか?」

...?
私超能力なんて持って無いし、こっちは律君だよ?何か勘違いをしてるのかな?
とりあえず貰った覚醒ラボ、と書かれた名刺を見る。
...今度行ってみようかな
『あの人なんか勘違いしてたね、律君。
...律君?』

律君は名刺を握り締めて、何か考えてる様だった。
律「!そ、そうですね..
じゃあ、僕先に帰ります。」
...急いで行ってしまった。

まぁ、事情もあるのかな?とか考えて歩いていたら、
ﾄﾞﾝｯ

「あぁ?てめぇどこ見て歩いてんだよ!」
『すっ、すみません』

「タダで帰す訳には行かねぇよ!
きっちり体で払って貰おうかぁ!」
ずるずると路地裏に連れて行かれる。

ここは誰も居ない!でも律君がわざわざ戻る事なんて無い!
＿＿非常にまずい

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