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Ø ページ42

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「ねえ、A!バイト先のことなんだけど、

考えてみたら、Aも一緒がいいなって。

一緒にやらない?
もし、良かったらなんだけど。」




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翌日の昼、

莉英がバイトの話をし始めた。






『あ、ごめん!

私も実はバイト先が見つかって....』




「え?まじ?いつから?」




『つい昨日です.....』




「おお、そっか!良かった良かった!

それってどんなとこ?

ちゃんと安全なお店だよね?」




そこからびっくりするぐらい質問攻めをされた。



莉英は多分....いろいろとバイトのことで

心配してくれてるみたい。




『......莉英、なんでそんな私のこと

心配してくれるの?』




バイトを一緒にやろうって誘ってくれたのも
最近一緒にいれないから、っていう理由で
誘ってくれてるんだ、ってなんとなくわかる。

それって、心配してくれてるってことだよね?



いつも少し疑問に思う。

莉英がいい人なのは知ってるし、
私を親友だと思ってくれているのも知ってる。




でも、




こんなに思ってくれる友達がいたのが初めてで。


中学の時から莉英はそうだった。



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「いやー、A、今実際一人暮らし
みたいな感じになっちゃってるじゃん?

私も彼氏とのことで最近一緒にいて
あげられてないし、寂しくないかなー、
って思って誘ってみたんだけど、今思うと
やっぱちょっと余計なお世話だよね笑


でも、バイト先見つかったなら良かった!」






そっか。

莉英はうちが共働きなのも、ずっとずっと前から
心配してくれてたんだ。


私が思っているよりも、
彼女は何百倍も良い人だった。

最初は、この話をしたら
「遊ぶ時間なくなるね....」って
困った顔されるかと思った。





『莉英のそういうとこ、やっぱ好きだ』





そう言ったけど、莉英は聞こえなかったみたいで

ん?なに?と聞き返した。





『ううん、なんでも』





やっぱりこういうのは、照れくさいや。






ありがとね、莉英。








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美夢蘭(プロフ) - めっちゃ続きが気になります!!永瀬くんと主人公は今後どんなふうに変化するのか楽しみです!!更新大変だと思いますが応援しています!!初コメ失礼しましたm(_ _)m (2016年12月24日 17時) (レス) id: 6f60b093ac (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:モアイ太郎 | 作成日時:2016年12月20日 18時

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