夏の空は君に似ている【 N . R 】２ (ページ36)

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⑧④ ページ36

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『え？あ、いや、別に？』

「じゃこっち向け」

『わ、私、あんまり人に従わない主義なんで！！』

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なんだこのださい言い訳。←

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「あっそ、

んじゃあもう聞くけど、

お前俺のこと避けとるやろ？」

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『はっ！？なに、全然避けてないし！

ぜんっぜん！もう1ミリも！

なんのこと！？な、なんでそんなこといきなり..！』

「なんで避けとん」

『だ、だからっ、話を聞いてよ！

避けてないんだっt...』

「なあ、なんで？」

『.....................はぁ。』

廉が真剣な目で見つめてくるから

嘘がつけなくなる。

でも、ここでなんて言うの？

好きだから？

廉が他の女の子といたのを見ちゃったから？

それで勝手に気まずくなっちゃったあはは、って？

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言えないでしょそんなの。

じゃあもう、、、、、、

アレしかないでしょ、、、、

同じくらい気になってたこと。

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でも私の気持ちがバレずにすむこと。

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『.........なんであの時キスしたのかわかんなくて、

聞こうと思えば聞こうと思うほど

なんか、気まずくなっちゃって........』

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言ってしまってから気づいた。

これ、私の気持ちバレずにすんだから

なんとか危機回避みたいな展開になってるけど

その代わり結構なこと、言っちゃったよね.....。

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