キ ページ3
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「人を信じるんが怖くなった
中学生の頃の俺は、その人と出会ってから
信じてみよっかな、って
思うようになってん。」
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廉の中学時代の好きな人......。
廉の思いを変えさせるほど、惚れてたんだ...。
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「俺が...告白したら、向こうも「好き」って
言うてくれて、俺らは付き合うことになった」
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それを聞いて、胸が苦しくなる。
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「俺らは、学校中で
お似合いのカップルやな、って言われてて。
ほんま幸せやった。
ま、結局別れてんけどな。」
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『...........なんで別れたの??
お互いすっごく、好きだったんでしょ?』
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「...........
....................好きやったで。俺だけ、な。」
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『え?廉だけ..って..?』
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「その人は、実は俺の親友のことが好きやって。
親友に近づくために俺を利用したとか。
ちっとも好きちゃうで、
最初から私はあの人しか見てへん
ってふられてもーた。」
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『廉...?
それで、辛くなかったの....?』
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「......っ.....お前は.......なんやねん.......。
なんで俺の気にしとるとこばっか
質問してくんねん.......。」
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『えっ!?ごめん...』
そっか、私、踏み込みすぎたよね...。
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「そういう阿呆らしいところが.....
あいつに似すぎてんねん。
だから、重ねてまうねん。」
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かさ、ねる.......?
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美夢蘭(プロフ) - めっちゃ続きが気になります!!永瀬くんと主人公は今後どんなふうに変化するのか楽しみです!!更新大変だと思いますが応援しています!!初コメ失礼しましたm(_ _)m (2016年12月24日 17時) (レス) id: 6f60b093ac (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:モアイ太郎 | 作成日時:2016年12月20日 18時