薄桜鬼〜貴方を守れるならば

★山南さん★ ページ44

話をしてから５日たってます！
そして伊東さんもいます！！

いま、俺ひきいる七番組は今日の町を巡察している。

A「よしっ！特に異常はねぇみたいだな！ということでこれで巡察終わり！解散！」


隊士達『はいっ！！』

隊士達を解散させてから、今日は俺が羅刹の監視番だったので前川邸へむかった


A「え？…あれって…」

俺が今まさに入ろうとしていた前川邸から出てきたのはまぎれもない山南さんだった。

A「何で山南さんがここから出てくんだよ．…」

怪我をしてから山南さんは誰が見ても分かるくらい苛立っている。
自分が刀を握れないもどかしさからだろう。

俺が腕を直してやればいいのはわかってる。
でも、こっちだって治すのには命削ってんだ。

山南さんのそれ相応の覚悟と、態度がみれたら治そうと思ってた。

でも、伊東さんの登場でますます山南さんは、荒れる一方だし、最近羅刹の実験にも今まで異常に力を入れている。


このままだと、山南さんはきっと、羅刹になる。

(そろそろ治さないと、取り返しがつかなくなるよね…)

とりあえず今日は羅刹の監視をしなきゃいけない。


行動にうつすなら
多分明日あたりがいいだろう


ｷﾞｷﾞｨ


羅刹「ううぅああ！！血！」


前川邸の中には血にうえた紛い物がいた。

(山南さんに、こんな姿、なってほしくない。
それに、"仲間"ごろしなんてしたくないから)


山南さんの腕は、
治して見せるから

だから羅刹なんてならないで…

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