薄桜鬼〜貴方を守れるならば

★居場所★ ページ27

A「総司・・・私、ちょっと土方さんのところ・・・行ってきてもいいかな？

総司「？なんでさ(黒笑」

A「そろそろ、話して欲しくてさ・・あの男たちのこと・・。」

総司「そう・・だね。そろそろ、知っていい頃だと思う」


そう言って私たちは土方さんのもとへ向かった

総司「土方さん、はいりますよ？」

土方「おお。入れ」

すスー

土方「！！？そっ総司！！誰だその女の人は！！」

総司「だれって・・・」

総司・A「匡くん/です」


土方「おお。そうか・・匡か・・・ってはぁぁぁあ！？」

A「本名は、菅井Aといいます。」

土方「って、お前もう起きて大丈夫なのかよ！」

A「はい。おかげさまで・・・。みんなも、出てきていいよ？」

そう言うと、襖から平助、原田、新八、齋藤、近藤さんに、山南さんまでいた

平助「バレてたんだ・・」

原田「いやあ、総司が女連れてっから誰かと思って付いてきたら」

新八「まさかきょ・・いや、Aだったなんてな！」


A「近藤さん、土方さん・・さっきも言ったとおり、私は女です。
でも、私はここを・・新選組を離れたくありません！！
女である私を、まだここにおいて・・・仲間って言ってくれますか？」

近藤「・・・・・」

やっぱり、だめ・・だったかな


近藤「何を言ってるんだね？もう君は仲間ではないか！」

原田「そうだぜ！抜けるって言っても簡単には辞めさせねえよ」

一言一言がすごく優しくて、暖かくて・・
私の居場所を教えてくれる。

土方「ただし、お前には男装を続けてもらうのと、組長も、続けてもらうぜ？」

みんなで一緒にいられる。

それだけで、すごく嬉しくて、嬉しくて・・。

私の中で新選組はすごく大きな存在になってるって、自分でもわかる。

だから私は、私がいる場所を、みんなを守るよ？

命に変えても・・・・・ね

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