薄桜鬼〜貴方を守れるならば

★なんで！？★ ページ24

A「おいっ何してんだ！？お前ら・・新選組だろう！！？」
さっきまで全くこっちに気づいてなかった奴らは、こっちにやっと気づいたようだ・・
でも様子がおかしい。髪は真っ白くなっていて、瞳は血のように真っ赤だ！！


隊士1「血,血だあ！！血をよこせぇぇえ」

A「やるしか・・ないのか」

俺は次々に狂ったやつらを切っていく

あと二人になったとき、


A「！！？」

Aは驚いた。狂ったように血を求める奴らの中に、知った顔があったからだ。
知っている顔といってももうこの世には存在しないはずのひと・・・


A「そう・・めい・・し・しょう？」
もうこの世にいるはずがない。だって師匠は労咳で、俺の前で・・死んだんだよ？

(くそっ！！どういうことだよ！！)

師匠の刀は俺が持ってるから使ってる刀は違う・・・
けど。。けど・・・
この刀の使い方、間合いの取り方、何より三刀流、、、
俺が見るすべてが、この人は奏鳴師匠だっていってんだ

A「んで・・・なんでだよ！！師匠！！」


ぐさっ!!

(え・・・？)

自分の腹を見ると、刀が貫通していた

隊士「ひゃははあっ！血だぁ」

くっっ！
師匠のことばかりに気を取られていておれはもうひとりを完全に見失っていた

グサッ
後ろにいた隊士の心臓をつく

A「ごめん・・・な？」

刺した隊士から刀を抜き、自分からも刀を抜く

A「っ・・ぐはっ！！はぁ、はぁ・・」

腹からは血が出てくる・・・
当たり前か・・・刺されたんだから・・フッ

笑ってみるけど、血と痛みは止まらない・・

奏鳴「血・・よこせ・・血・・」

A「やめろよ・・・師匠の顔で・・師匠の声で・・そんなこと言わないで・・くれ・・よ」

奏鳴「血・・血だ」

A「声も届かない・・・か・・」

A「なら・・せめて、おれ・・ごほっ！！・・の手、で・・」

師匠が俺に斬りかかってくる


刀を握る手に、力が入らない・・。
やばいな・・・


ガキィィィん

刀を受け止めたのは総司だった

★俺・・ほんとは・・★→←★狂ったやつら★

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