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、、 ページ48

桜「なにがすげーんだよ、、

大口叩いたくせに大したこともできなくて、ごちゃごちゃ考えたあげく

あんな雑魚に苦戦して、、

終いには2年の奴らにケツ拭かせた。

これのどこがすごいってんだ、何が級長だ。

お前も、あいつらも、Aまでも、怪我してボロボロになったのは

どう考えたってオレのせいじゃねぇか

お前らだってそう思ってんだろ!
オレのせいだって言えよ!」

そう言ったハルは、苦渋に満ちた顔を見せた。


秋「さ、、桜さん、、」



ハルの発言に私は、首を横に振った


『なんでそんな事言うの?

心配してくれるのは嬉しい、でも私が怪我したのは、ハルのせいにはならないよ。

私だって、皆に見せつけてあげるなんて言って調子乗っちゃって、

自分の不注意で怪我しちゃってさ、最後は蓮達に助けてもらっちゃって。

私も同じなのに、ハルの事責めるなんて絶対出来ないし、絶対しない。

これは、私の努力不足なんだから、自分の問題であり責任だから、

ハルを責めていい理由にはならないんだよ、バカハルめ!』


そう言うと、先程まで顔を地面に向けていたハルが顔をゆっくりとあげだす。


杏「本当、なにバカなこと言ってんだ、

もしも、オレ1人だけだったら絶対長門を取り戻せなかった。

誰がどう思おうが、オレはお前に感謝しかねぇんだ、、

ありがとう、桜」


笑う杏西君にハルを見つめる長門君


桐「桜ちゃん
悔しいのはみんな一緒だよ」


それぞれ言葉をかけながら、ハルの周りを取り囲んだ。




秋「そんなに1人で抱え込まないで下さい。

オレたちは仲間じゃないですか」

秋ちゃんはハルの肩に手を置いて


『ここから、皆と一緒に仕切り直そぉ?』

私はハルの顔を両手で持ち上げる。

その時のハルの表情は、少し驚いた表情をしていた。





私の知る昔のハルと、今のハルとで比べると、ここの街に来てから凄く変わったと思う。

友達や初めてできた仲間の大切さ、街の人達からの優しさに、友情の温かみに触れて。

朱に交われば赤くなるってこういう意味なのかな?




これからも、少しずつ人と距離感を縮めて、変わっていって欲しいな。

その為にも、傍で応援しよう。

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設定タグ:ウィンブレ , WINDBREAKER , 愛され、逆ハー   
作品ジャンル:アニメ
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作者名:アニメ好き | 作成日時:2024年2月16日 4時

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