遥の幼馴染はボウフウリンのお姫様２ (ページ44)

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道標ページ44

『んぅ、もぉ！邪魔！いい加減に！しなっ、さい！』

疲れた上に、次から次へと来る敵に苛ついてきてしまい、勢いで12,720キックをカマし
相手を後ろへふっ飛ばしてしまった。

『ふぎぃ、、侑凛君だいじょうぶぅ？』柿「A〜！マジありがとう！助かった！」

うっ、侑凛君の可愛い笑顔で疲れが、、消えていく

『それは良かったよぉ、よし！
後もう少しでしょ！、気張っていきますかぁ！』

柿「あぁ！」

ハル達も強い人達の相手をしてるんだから、もうこっからは、

やる気と気合さえあれば、なんとかいく!

高岸◯行さんの言葉思い出して行くかぁ！！

これが終わったら、まめ吉とことはちゃんに癒やされたいな

ーーーー

榎「そっちも終わったみてーだな

下も終わったぜ」

安心したような疲れた表情をしながらゆうちゃんと一緒に蓮の元へ歩いていった。

「やっと全てが終わったんだ」、誰もがそう思っただろう。

蓮達は私達を見下ろし、私達は蓮達を見上げた。

沈黙で周りが静まり返る。

やっぱり、何だか足りないような、まだちゃんと終わってないそう思ったのか、

榎本先輩とゆうちゃんは、蓮の側に寄り両腕をそれぞれ掴み上へと挙げた。

その姿を見ると皆は一斉に、歓喜の声を上げた。

『はぁっ、、やっと終わったんだっ、、んぅ〜むっーちゃぁ使っれたぁ！！』

無事に終わった事に気が緩んだんだろう、崩れるように地面へと座り込んだ。

同時に疲れと痛みが襲ってきた。

顔に触り、自分の着ている服に目を向けるとえらい事になっていた。

顔は鏡で見ないと分からないが、腕や足には切り傷やら痣が沢山あった。

服に関しては、裂けていたり、知らない誰かの或いは自分の血で綺麗な白から緋色に染まっていた。

なんか、ダンガ◯◯ンパ、キルミのお◯置きされちゃってた時の姿みたい。
いや、それは大袈裟すぎるかぁ、、

そう思いながら私は、よっしょっと声を出しながらゆっくり立ち上がり、ハル達一年ズの居る方へと向かった。

『おっすぅ！ハハ、皆凄い怪我してるねぇ、』

桜「あっ、A大丈夫かよっ、、て！！お前、その格好！！」

蘇「わぁ、、Aの服凄いボロボロだね、、オレの着る？」

桐「Aも、色んなとこ怪我してる、、女の子相手にこいつら、本当に容赦ないね」

皆、色々と心配をしてくれたり、京ちゃんに関しては何も言わず自分の制服を私の腰に巻いてくれた