、、貴方side ページ42
助けに行こうと立ち上がった瞬間、焦ってる声で名前を呼ぶハヤトと同時に秋ちゃんがクラスメイトと敵が居る方へ走り出し、横から掴み体当たりをしていた。
しかし、その後すぐに他の奴が近づき頭を殴り、髪を引っ張って、顔に蹴りを入れられてしまった。
『秋ちゃん、大丈夫?しっかり!』
私はすぐさまあきちゃんの元へ走り寄り、抱き寄せて守るような体勢をした。
横からは、バットを振り下ろそうとするやつが居たため、思わず目を瞑った。
『あ、れ?い、痛みが、、こない【ドカ!!】 !?っ、えっ、』
前から大きな音が聞こえ、目を開いてみるとそこには
見覚えのある、綺麗なプラチナブロンド色をした人が私達を守るように目の前に立っていた。
『れ、蓮?』
榎「ったくよー
ずいぶんやるぁれてるぇてるな、やっぱ来てみてよかったぜ
お前ぇらぁ、だいじょぉぶかぁ?」
蓮の他にも、背後に立ちながら周りを見渡す榎本先輩に、
肩を優しく叩いき、私の顔を覗き込みながら優しく微笑んでくれたゆうちゃんが、
『榎本先輩に、ゆうちゃんも、、』
私はゆうちゃんの笑顔と二人の姿を見て、強い安心感と自分の不甲斐なさに涙が浮かんだ。
榎「そこそこ動ける奴をマークさるぇたってわけか、、
その上この人数差なるぁこうなるか、、
っとに間に合ってよかったぜ」
本当に格好良いなぁ、もしもあの時三人が来なければ、今頃私はどうなっていたか。
突如現れた援軍の登場に、分かりやすく動揺するキール達
そんな中、キールのリーダーが蓮達を見ながら喋りだした。
「なんで二年生がここにいるの?
君たちって街を守るチームでしょ?元々、そこにいる長門の友達に用があっただけなのね。」
「だから風鈴は、全く関係ないよね。」
蓮達を煽り立てるキールのリーダーは忠告を続けた。
それに対して、蓮は
梶「確かに、風鈴は街を守るチームだ。
それはつまり、街にある物も人も思いも、全てを守るっつーことだ。
町の人間が大切にしている者なら、守って当然だろうがよ
お前らは風鈴のものに手ぇ出したんだよ
だったらどうなるかぐらい、
分かってんだろうな!!」
凄い迫力、、こっちまで震えてきたよ、
殺気に怯える敵達だったが、長門君の近くに居た奴が
「早く片付けろ、お前らもこうなりたい?」と長門君を髪で持ち上げて、脅しをかける。
自分は動かず安全な所で待機して命令、神様気取りも良いところだよねぇ
ほんと、頭にくるわぁ
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作者名:アニメ好き | 作成日時:2024年2月16日 4時