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長門の顔には殴られた跡で鼻や口から血が垂れておりボロボロだった。
それを見た杏西は助けようと、走り出す所を桜が腕で妨害した。
「てゆーか全員風鈴だろ、風鈴って街を守る奴らなんでしょ
個人の揉め事に首突っ込むの？」
桜「オレは風鈴として来たんじゃない
個人的な用で長門を連れて行かなきゃいけない
そいつを、よこせ」
「えー、やだよー
こいつうちのノルマ達成してないからやることがいっぱい「お前らの 意見は聞いてねぇ、よこせ」
「、、ﾍﾞｪ」
リーダー格の男は舌を出し、長門を引き渡さない上に、挑発的な態度を取る。
桜「そうか、邪魔すんなら仕方ねぇよな
お前らぶっ飛ばしてから、連れてくわ」
桜は怒りの表情を見せ、既に臨戦態勢モードだった。
「やだ、こわーい
そんな多勢でカチコミかけてくるとか街のヒーロがやることなの？
だからさ、こっちもいいよね？」
建物の影から風鈴のクラス人数よりも3-4倍近くの人数が出てきた。
想定外の展開に焦りを見せるクラスメイトだが、
柘「なんや、一人頭３，４人やろ？
楽勝やないか！」
『こういうのも、偶には良いかも！ワクワクしちゃうなぁ』
秋「ちょっ、ワクワクってそれマジっすか！？」
桐「サクッと片付けてさっさと帰ろー」
蘇「杉下君も思ったよりやる気でよかったー」
杉「梅宮さんならあんな奴ら絶対許さないだろうからな」
この想定外の展開にも冷静かつ沈着な様子を見せるこの異常者達。
桜「お前らは下がってていいぞ
オレ一人で十分だ。
お前らはこぼれ球でも拾っとけ」
『こぼれ球って、サッカー？』
柘「上手いこと言うやないか」
敵が大勢いるのにも関わらず、全員の相手は自分で片付けると申し出した桜。
「サッカーだって一人じゃやらねーだろ」
「級長一人いい恰好するのは許さねーな」
桜の一言によっての空気が変わり、
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作者名：アニメ好き | 作成日時：2024年2月16日 4時
