猫ちゃん ページ25
学校が終わり、放課後になって、ハル達は見回りに行き、私はおばちゃんの所で猫の手伝いをしに来た。
そして今、おばちゃんの家の前
『おばちゃん、来たよぉ』
インターホンを押しておばちゃんがドアを開けるまで待っていると、家の中からドタドタとこちらに走ってくる音がして、バン!っと勢いよくドアが開いた。
『わっ!おばちゃんそんなに走ったら転んじゃうよぉ?』
おばちゃんは私の元へ歩きよっては、少し焦った様子で言った。
お「あぁ、姫ちゃん、良い所に来てくれたねぇ、うちのリサちゃんが、また見つからないの」
『えっ!またぁ?よく脱走するねぇ、、もぉ、仕方ないんだから、、今日はどんなの付けてるの?』
お「ありがとう、ありがとう、今日はピンクのリボンを付けてるの、今日は誰と見回りしてるの?」
『今日は多聞衆、蓮達が見回りしてるの、ピンクのリボンだねぇ、蓮達にも探させるように連絡す、、る、、あれ?スマホがない、、あっ、、』
この時私は、全てを悟ってしまった。
お「ど、どうしたの?」
『ごめん、おばちゃん、スマホ、、学校に忘れてちゃったみたいで、、』
級長決めた後、
皆と連絡先交換してた時、充電10%しかなくて、あっ切れちゃうって思って、充電してたんだけど、、そのまま忘れちゃったんだ、、
今すぐ学校に戻りたいけど、リサちゃんが遠くに逃げちゃうかも知れないし、、
仕方ない
『おばちゃん!ごめんけど、蓮達多分、ここらへん見回りしてるだろうから、、その、』
私は申し訳ない気持ちでおばちゃんの顔を見る
お「わかったよ、梶君達に会って探すの手伝ってもらうよ」
『本当にごめんなさい、じゃぁ、私行くねぇ、絶対、連れてくるからねぇ!』
私はドヤ顔をかましながら伝え、リサちゃんの行きそうな場所に行った。
何で分かるのかって?
実は私が飼ってるまめ吉ととっても仲が良くて偶におばちゃんのお家に遊びに行ってるからなのです!
まぁ、そんな事言ってる場合じゃないけどねぇ、本当に早く見つけないと、、
待っててね!リサちゃん!!
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作者名:アニメ好き | 作成日時:2024年2月16日 4時